食べたの誰?

凌空

【初投稿&読切】 食べたの誰?(脚本)

食べたの誰?

凌空

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〇ダイニング(食事なし)
波瑠「ゆうくーん!」
ゆう「なに?」
波瑠「私のアイス知らない??」
ゆう「え?アイス??」
波瑠「うん!! 昨日楽しみに買ってきたのに、なくなってるの!!」
波瑠「ゆうくん、食べちゃった・・・?」
ゆう「え?もしかして覚えてないの?」
ゆう「昨日の夜・・・」

〇ダイニング(食事なし)
波瑠「ただいまぁ〜 ヒック・・・ゆぅく〜ん」
ゆう「おかえり〜」
ゆう「うわぁ、波瑠! お酒飲んできたの?」
波瑠「うぅん? そー、ヒック・・・ いっぱいのんれきたぁ〜」
ゆう「とりあえず、靴脱いで・・・ ここで横になると風引いちゃうから・・・」
波瑠「えへへぇ〜 ゆうくん、抱っこ〜」
ゆう「はいはい、分かりましたよ お姫様」
  ゆうに抱きかかえられる波瑠
波瑠「あ!!」
ゆう「なに!?」
波瑠「帰りにねぇ〜ヒック・・・ アイスかっれきたの〜 食べるぅ〜」
ゆう「え?アイス? あぁ、この袋か・・・」
波瑠「食べれいーい?・・・ヒック」
ゆう「手洗い、うがいしたらね」
波瑠「わぁ〜い!!」
  手洗い、うがいを済ませた波瑠
  二人で椅子に腰掛ける
波瑠「きょーはね? チョコ味かっれきたの〜・・・ヒック いーでしょー?」
ゆう「うん、チョコ好きだもんね あ、波瑠。溶ける前に食べちゃいな?」
波瑠「はぁ〜い (アイスを食べる)」
波瑠「(もぐもぐ)」
波瑠「(zzz・・・)」
ゆう「え?波瑠!? アイス食べながら寝てるの!?」
波瑠「(zzz・・・)」
  波瑠の手がカップアイスにあたり落ちる
ゆう「あ、アイスが!?」

〇ダイニング(食事なし)
ゆう「っていうのがあって アイスは、捨てて、床も掃除して、波瑠の着替えを手伝いました」
波瑠「あ、そうだったんだ」
波瑠「ごめんね、ゆうくん。 私、昨日の事、なんにも覚えてなくて・・・」
波瑠「ゆうくんが食べちゃったとばかり・・・ 本当にごめんね・・・?」
ゆう「いや、大丈夫だよ そんなにしょんぼりしないで?」
ゆう「あ、そうだ。 今日、アイス買って一緒に食べようか?」
波瑠「うん!! 一緒に食べたい!!」
ゆう「よし、買いに行こう!」
波瑠「うん!!」

コメント

  • 二人がアツアツすぎてアイスも溶けたんじゃないかと疑うくらいラブラブですね。とにかく波瑠がうらやましい。ゆうくん、うちにも出張して欲しいくらいです。

  • ゆうくんは優しさの鬼ですかね。
    にしてもお酒はほどほどにですね。
    記憶を失うほどに飲んではいけませんね…。
    っと人のことは言えないかもですが…。

  • とても短いストーリーだけど、心休まる二人のやりとりでした。相手を疑わない!、同居や夫婦生活にとって大事なことですよね。参考になりました!!

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