怪縦師

奈村

ラッキー? アンラッキー?(脚本)

怪縦師

奈村

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〇地球
  人類は絶望した
怪人王ホーシェク「この星を征服せよ!」
  なぜなら人類の持つ兵器では怪人に傷ひとつ付けることができなかったからだ
  世界の半分が怪人の手に落ちたとき
  現われた

〇オフィスビル前の道
エシ「人間ごときが何を──」
怪封師A「封!」
エシ「す、吸い込まれる」
  怪封師と名乗った彼らは次々と怪人をカプセルに閉じ込めた

〇森の中
怪封師B「封!」

〇闇の要塞
  そして怪封師は怪人城に攻め入った

〇謁見の間
サク(怪封師)「覚悟しろ」
副王ハバ「ここは私が」
怪人王ホーシェク「よい」
副王ハバ「なれど」
怪人王ホーシェク「余が負けると?」
副王ハバ「万が一にもありますまい」
怪人王ホーシェク「なら黙って見ておれ」

〇闇の要塞
  9日に及んだ死闘は
  怪人王ホーシェクが封印される直前、怪封師サクを道連れにして決着した
  この戦いの唯一の目撃者である副王ハバは何処かへと姿を消し
  王と副王を同時に失った怪人たちは烏合の衆と化した

〇古いアパート
  人類は平和を取り戻しつつあった
運賀アルト「うわ!」

〇CDの散乱した部屋
運賀アルト「バイトに遅れる」
運賀アルト「ナナ起こしてよぉ」
ナナ「ニャ?」

〇広い公園
コロ「うぅぅ」
運賀アルト「ご、ごめんコロ」
コロの飼い主「今日もまた尻尾を踏まれたね」
コロの飼い主「行け!」
運賀アルト「わーっ」

〇市街地の交差点
運賀アルト「何とか逃げ──」

〇スーパーマーケット

〇スーパーの店内
弓野ノゾム「強盗に襲われた?」
運賀アルト「それが──」
月乃ミカ「先に奥行こっか」
運賀アルト「すみません」
運賀アルト「こんな姿で入ってきちゃって」
月乃ミカ「私は早く傷の手当てがしたいの」
運賀アルト「店長・・・」

〇更衣室
運賀アルト「車かわすのに家の庭に飛び込んだら」
運賀アルト「そこにまた違う犬がいて」
月乃ミカ「前から思ってたんだけどアルトくんって」
月乃ミカ「凄く運がないよね」
月乃ミカ「店の鮭おにぎり食べたら大きな骨が喉に詰まって大騒ぎになったし」
月乃ミカ「仕事終わりでジャズフェス行く前にお腹壊すし」
月乃ミカ「運賀アルトって言う名前なのに」
月乃ミカ「でもアルトくんの運がないのは誰かを幸せにするね」
月乃ミカ「おにぎり食べてくれたからお客様に被害がでなかったし」
月乃ミカ「うちはお年寄りが多いから」
月乃ミカ「うちで作ったものじゃないけど」
月乃ミカ「お店も大変なことになってたと思う」
月乃ミカ「だからありがと」
月乃ミカ「暫く休んでて」
月乃ミカ「私がアルトくんのカバーするから」
運賀アルト「今日は観たかった映画を観に行くって──」
月乃ミカ「いいの」
月乃ミカ「お礼したかったんだ」
運賀アルト(不幸って幸せだなぁ)

〇街中の道路
望月イツキ「おっと」
カイル「怪縦か?」
望月イツキ「あたりー」
望月イツキ「解放!」
エシ「俺さま登場」
望月イツキ「何だあんたか」
エシ「つれないねぇ」
  Eランク怪人 エシ
カイル「お前、怪狗になってたんだな」
望月イツキ「知り合い?」
エシ「怪王城ですれ違った程度かな」
望月イツキ「勝てる?」
エシ「あいつ確かFランだし」
エシ「余裕っしょ」
望月イツキ「じゃあ任せる」
エシ「マジ?」
望月イツキ「早く仕留めなさいよ」
エシ「ラジャー!」
エシ「早速」
エシ「炎包斬!」

〇スーパーマーケット
ジンジ「ありがと」
弓野ノゾム「誘拐でもすんの?」
運賀アルト「昔からガチャガチャでよくレア当てるから回してあげたんだ」
弓野ノゾム「そこだけは運賀アルトなんだ」
運賀アルト「何の役にも立たないけど」
弓野ノゾム「この後どうすんの?」
運賀アルト「いつも通りゲーセンで暇を潰してから晩飯だね」
弓野ノゾム「その服で?」
運賀アルト「誰も俺なんて気にしてないよ」
弓野ノゾム「だからモテないんだよ」
弓野ノゾム「ちょっと付き合わない?」
運賀アルト「どこに?」
弓野ノゾム「風俗」
弓野ノゾム「昨日パチンコで勝ったから奢ったげる」
弓野ノゾム「今日でめでたく脱童貞」
運賀アルト「どうしてそれを?」
弓野ノゾム「見てりゃあ分かるよ」
弓野ノゾム「女におつり渡すときにちょっと触れただけで顔赤らめてるんだもん」
弓野ノゾム「じゃあ行こうか」
運賀アルト「気持ちは嬉しいけど止めておくよ」
弓野ノゾム「え?」
弓野ノゾム「タダで童貞捨てられるんよ?」
運賀アルト「初めては好きな人とがいいから」
弓野ノゾム「それって店長?」
運賀アルト「ど、どうしてそれまで」
弓野ノゾム「見てりゃあ分かるよ」
弓野ノゾム「アルト仕事中ずっと店長見てんだもん」
弓野ノゾム「店長はアルトのこと好きだって思うんだよね」
運賀アルト「ええっ!」
弓野ノゾム「名前で呼ぶのってアルトだけだし」
弓野ノゾム「アルトよりバイト歴が長いのに俺は未だ「弓野くん」」
弓野ノゾム「それに」
弓野ノゾム「見てりゃあ分かる」

〇街中の道路
エシ「ハァハァ・・・」
カイル「ふん」
エシ「いってー」
エシ「こうなったら」
エシ「炎爆斬!」
カイル「・・・」
望月イツキ「聞いて良い?」
エシ「取り込み中なんだけど?」
望月イツキ「さっき・・・いや、戦いが始まってから5秒後くらから思ってたんだけどさ」
望月イツキ「あんたじゃあいつに勝てないよね?」
エシ「ギリギリの攻防戦を見てなかったのかよ!」
望月イツキ「ギリギリも何も圧倒的に負けてんじゃん」
エシ「・・・カイル」
エシ「お前Fランだよな?」
カイル「Cだ」
エシ「いつから?」
カイル「124年前に偉大なる王の承認を受けて昇格した」
エシ「あ、そうなんだ・・・」
望月イツキ「鶏並の記憶力だな」
エシ「仕方ねえだろ」
エシ「王軍には何万もの怪人がいたんだから」
カイル「そろそろ本気で行かせて貰う」
エシ「こうなったら俺も本気だすしかねぇ!」
エシ「炎逃亡!」
カイル「・・・」

〇繁華な通り
エシ「逃げ足の速さだけなら怪人1だぜ」
望月イツキ「でも持久力ないじゃん」
望月イツキ「だからすぐに追いつかれるじゃん」
エシ「・・・どうしよう?」
望月イツキ「ったく」
望月イツキ「私が主導権もらうから」
エシ「あ、はい」

〇ゲームセンター
運賀アルト(店長が俺のこと──)
運賀アルト(22年間、童貞守ってきてよかったー)
エシ「守ってないで戦えよ」
望月イツキ「最初に逃げたのはお前だろ」
望月イツキ「それに防御に徹してなかったら8回くらい死んでるわ」
エシ「だけどこのままじゃあ回せないだろ」
望月イツキ「うーん」
望月イツキ「そこのボロ服くん」
運賀アルト「俺?」
望月イツキ「そう、俺」
望月イツキ「これをさ」
望月イツキ「ガチャガチャに入れて回してきてくれない?」
運賀アルト「これお金じゃないですよね」
望月イツキ「つべこべ言わずに回して来い!」
運賀アルト「は、はい」
エシ「怖ぇ」
望月イツキ「誰のせいで苦労してると思ってんだ」
エシ「申し訳ねぇ」
運賀アルト「こんなの出てきたけど」
望月イツキ「こっち投げて」
???「・・・開けろ」
???「カプセルを開けろ!」
運賀アルト「は、はい」
望月イツキ「バカ、あんたに開けられるわけな──」
運賀アルト「うわー」
運賀アルト「何これ?」
運賀アルト「どういうこと?」
望月イツキ「どうして・・・」
エシ「セデだ! セデ!」
望月イツキ「知り合い?」
エシ「知り合いも何もあいつは16怪将のひとり」
エシ「破壊のセデ」
エシ「Aランクだ!」
望月イツキ「あいつ1000万分の1の確率を引いたの!」
運賀アルト「どうすればいいんですか?」
望月イツキ「こいつをやっつけて」
運賀アルト「どうやって?」
望月イツキ「力一杯殴りゃあいいんだよ!」
運賀アルト「分かりました」
カイル「おいたわしや」
カイル「セデ様までもが怪狗に」
カイル「いま楽にして差し上げます」
カイル「爆惨拳!」
カイル「あれ?」
カイル「効いてない?」
運賀アルト「何か申し訳ないから軽く殴りますね」
カイル「ぬおっ!」
運賀アルト「あ・・・」
運賀アルト「消えちゃった」
望月イツキ「Cを一撃・・・」
エシ「パねえ」
運賀アルト「どうやって元の姿に戻ればいいんですか?」
エシ「こいつ怪縦師じぇねえの?」
望月イツキ「あんたの精神で怪狗の精神を押え込むの」
運賀アルト「そんなことできないよ」
運賀アルト「やり方もわからないし」
望月イツキ「そいつを操縦したのならできる」
エシ「怪狗は自分より強いと認めた奴にした従わないからな」
運賀アルト「もしできなかったら?」
望月イツキ「あんたの身体は怪狗に乗っとられる」
望月イツキ「そして私はあなたを殺さなきゃならない」
エシ「いやいやいや」
エシ「無理だし」
エシ「イツキってBすら引いたことないじゃん」
エシ「さっきの見たろ?」
エシ「Cですらワンパンの相手だぜ?」
望月イツキ「うるさい!」
望月イツキ「ほら始めて」
運賀アルト「う、うん」
望月イツキ(できなきゃ東京が潰滅する)
望月イツキ「もっと集中!」
セデ「足りぬ」
運賀アルト「誰?」
セデ「暴れ足りぬ!」

〇開けた交差点
運賀アルト「やめろ!」
セデ「破!」

〇荒廃した街
運賀アルト「うわーーっ!」
セデ「ワッハッハッ」
望月イツキ「やめろ!」
セデ「生きていたのか」
エシ「逃げ足だけならAランクだぜ」
望月イツキ「威張れることかよ」
エシ「いいじゃん」
エシ「ちょっとくらい」
セデ「わざわざ死にに来たのか?」
エシ「仕留めに来たんだよ」
セデ「笑止」
副島ツギオ「セデか」
望月イツキ「詳しいね」
副島ツギオ「まあね」
望月イツキ「師匠は?」
副島ツギオ「連れてきたよ」
サンヤ「Aはいつ以来か」
望月イツキ「申し訳ありません」
サンヤ「イツキくんが謝るとこじゃない」
望月イツキ「でもお身体が」
サンヤ「新たな封印は骨が折れるが」
サンヤ「怪狗を元に戻すくらいならそれほどの負担にはならないよ」
セデ「誰だお前」
サンヤ「私は怪封師」
セデ「げっ!」
サンヤ「封!」
セデ「クソッ!」
セデ「次は必ず身体を乗っ取ってやる」
サンヤ「まだまだ私も現役ですね」
望月イツキ「師匠!」

〇古いアパート

〇CDの散乱した部屋
運賀アルト「うわーっ!」
副島ツギオ「おはー」
運賀アルト「あなたたちは何なんですか?」
副島ツギオ「怪縦師」
副島ツギオ「怪封師は知ってるでしょ?」
運賀アルト「勿論」
副島ツギオ「怪縦師は怪封師のなり損ない」
副島ツギオ「怪封師は全ての怪人を封印できるんだけど」
副島ツギオ「怪縦師は自分に取り込んだ怪人しか封印できない」
副島ツギオ「その代り操ることができる」
副島ツギオ「自分より精神が弱いやつだけね」
運賀アルト「怪封師はどこに?」
副島ツギオ「怪封師は封印するときに生命力を使うからうちの師匠を除いて絶滅しちゃった」
運賀アルト「師匠って俺を助けてくれた?」
副島ツギオ「そう」
運賀アルト「どうしてガチャガチャなんです?」
副島ツギオ「怪人を封印したカプセルがどこにあるのかは怪封師すら知らない」
副島ツギオ「あ、ひとりだけ知ってる人がいたけど行方不明状態」

〇謁見の間

〇CDの散乱した部屋
副島ツギオ「そしてわからない場所と繋げてくれるのが」
運賀アルト「ガチャガチャ」
副島ツギオ「うん」
副島ツギオ「これを投入することで繋がるんだ」
副島ツギオ「これ君のだから」
副島ツギオ「はい」
副島ツギオ「倒した怪人がランクに応じて落とすんだ」
副島ツギオ「君が倒した怪人はCだから4枚」
運賀アルト「どうして俺に?」
副島ツギオ「一緒に戦わない?」
副島ツギオ「既に変身できるから修業の必要も無いし」
運賀アルト「嫌だ」

〇荒廃した街

〇CDの散乱した部屋
副島ツギオ「40人も死んだから?」
運賀アルト「40!?」
副島ツギオ「気にすることないよ」
副島ツギオ「君が倒してなかったら」
副島ツギオ「もっと死んでた」
副島ツギオ「イツキちゃん引きが弱いんだよね」
副島ツギオ「あ、質問なんだけど」
副島ツギオ「君は大切な人が怪人に襲われたらどうする?」
副島ツギオ「守る?」
副島ツギオ「黙って見てる?」
運賀アルト「・・・」
望月イツキ「何してんだよ!」
副島ツギオ「アルトくんを仲間にって」
望月イツキ「私は反対だって言ったろ!」
副島ツギオ「また高ランクの怪人が出てき──」
望月イツキ「何とかなる」
望月イツキ「今までやってこられたんだから」
副島ツギオ「でも師匠も──」
望月イツキ「うるさい!」
望月イツキ「帰るよ!」
望月イツキ「早くっ」
副島ツギオ「怖いなぁ」

〇スーパーマーケット

〇スーパーの店内
運賀アルト「はぁ」
月乃ミカ「何かあった?」
運賀アルト「あ、いえ」
運賀アルト「上がりですか?」
月乃ミカ「これから映画にね」
運賀アルト「あ、前に観られなかった」
運賀アルト「楽しんで来て下さい」
月乃ミカ「今度、一緒に映画行こうね」
運賀アルト「一緒に・・・」

〇スーパーマーケット
運賀アルト「店長!」
副島ツギオ「僕ツギオだよ」
運賀アルト「助けに?」
副島ツギオ「残念ながら違うんだ」
副島ツギオ「答えを聞けなかったから」
運賀アルト「答え?」
副島ツギオ「君は大切な人が怪人に襲われたら」
副島ツギオ「ただ眺めてるの?」
副島ツギオ「それとも守るの?」
運賀アルト「まさか・・・」
副島ツギオ「そう、僕が怪人をここまで誘導してきた」
運賀アルト「てめえ!」
副島ツギオ「怒る前に決めなきゃね」
副島ツギオ「危ないよ彼女」
副島ツギオ「これ如何する?」
運賀アルト「貸せ!」
副島ツギオ「はーい」
運賀アルト「いま助けに──」
副島ツギオ「勝てないよ」
副島ツギオ「あの怪人はBでそいつはFだから」
運賀アルト「如何すれば?」
副島ツギオ「まだコインあるし」
副島ツギオ「もう一度回して上書きすれば?」
副島ツギオ「上書きなら怪狗解除しなくてもいいし」
副島ツギオ「ほい」
副島ツギオ(それにしてもFランクか・・・見当違いだったかな?)
運賀アルト「解放!」
運賀アルト「これならどうだ!」
副島ツギオ(あれはシェムー侯爵)
副島ツギオ(2000万分の1を引いたのか)
副島ツギオ「そいつはSだけど君に操れる?」
運賀アルト「操らなきゃ店長が殺されちゃうだろうが!」
運賀アルト「ウガガガガガ」
運賀アルト「俺に従え!」
運賀アルト「暴走なんてもう二度とさせねえからな!」
シェムー「其方の心意気やよし」
シェムー「従おう」
副島ツギオ(いとも簡単に気高きシェムー侯を従えた)
シェムー「だが戦いの主導権は余のものだ」
運賀アルト「うん」
運賀アルト「任せる」
アツム「シェムー侯お久しゅうございます」
アツム「お忘れでございますか?」
アツム「かつてあなた様にご指導頂いたアツムでございます」
シェムー「おお」
シェムー「閃光のアツム」
シェムー「よう覚えておる」
アツム「敵わぬことは重々承知致しておりまするが」
アツム「これもご命令故お手向いさせて頂きます」
シェムー「命令とな?」
アツム「はっ」
シェムー「そうか」
シェムー「それ故、抵抗なき者を殺さねばならなかったのだな」
アツム「・・・」
シェムー「わかった」
シェムー「掛かってくるが良い」
アツム「では!」
シェムー「成長したな」
アツム「ありがたきお言葉」
アツム「これで思い残すことはございませぬ」
シェムー「うむ」
シェムー「参る!」
アツム「最期にお会いできて嬉しゅうございました」
シェムー「永久に忘れぬぞ」
シェムー「アツムよ」
運賀アルト「店長!」
運賀アルト「大丈夫ですか!」
副島ツギオ「凄いねアルトくん」
運賀アルト「てめえ!」
副島ツギオ「僕なにか悪いことした?」
運賀アルト「お前が怪人をここに連れてきたから犠牲者が出たんだろ!」
副島ツギオ「だって3回も回したのにDまでしかでなかったんだもん」
副島ツギオ「それでAを引いたことのあるアルトくんならもしやと思って」
副島ツギオ「それとも何?」
副島ツギオ「ここの人は死んじゃ駄目だけど他のところの人なら良いって言うの?」
運賀アルト「だけどさっき俺を試すためにここに怪人を連れてきたって言ってただろ」
副島ツギオ「それはついでだよ」
副島ツギオ「ついで」
副島ツギオ「君には誰かの大切を守る力があるんだ」
運賀アルト「誰かの大切?」
副島ツギオ「その人はアルトくんの大切」
副島ツギオ「そしてこの死んだ人は誰かの大切」
副島ツギオ「ね?」
副島ツギオ「だから一緒に戦おうよ」
運賀アルト「・・・嫌だ」
副島ツギオ「えー」
運賀アルト「だけどこのコインは俺が貰う」
運賀アルト「俺ひとりで戦う」
副島ツギオ「一緒に戦いたかったなぁ」
副島ツギオ「でも、それでも全然いいよ」
月乃ミカ「アルトくん・・・」
運賀アルト「よかったー」

〇モヤモヤ
  王よ
  偉大なる王よ
  お喜び下さい
  とうとう見つけました
  あなたの依り代となりうる強靱な精神をもった器を
  あなたを引くことのできる強運の持ち主を

〇謁見の間
副島ツギオ「如何なる犠牲を払おうとも」
副王ハバ「再び王を玉座に」

コメント

  • ガチャの引きで怪人が決まる…運が強さを左右するというのは面白いです。引きの強さこそが運が実力だと。敵味方が入り組んでいるのも興味深いです。

  • 1タップ目から人類が滅亡するスピード感、最高でした👍次はどんな怪人が出てくるのか、ワクワクしながら読んでました...!

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