エピソード2(脚本)
〇街中の道路
ある日のことだった。
ボクはいつものように、ニューアンドロイドのからかいを受けていた。
ニュー「おや、こんなところで 役立たずのガラクタ人形に会うなんて 運が悪いな」
出会い頭だというのにガッツリ
悪態をつくのは「ニュー」。
ニューアンドロイドのひとりだ。
けど、その悪態もあながち的はずれではないのでボクには対抗できない。
取り敢えず挨拶でもしよう。
ニュー「何とか言ったらどうなんだい? この穀潰しが」
先にカウンターパンチを喰らってしまった。
ボクよりもずっと処理能力が速いのだし、仕方がない。
愛想笑いでそれに応えた。
ニュー「相変わらずおかしな奴だな。 ヘラヘラして!」
A「ゴメンナサイ。 気を悪くしたなら謝るよ。」
ニュー「!! お前のそういうところが 嫌なのさ。 しみったれてる。」
A「ゴメンナサイ。」
ニュー「謝るばかりで済むと思ってるのか お前は。」
ニュー「それより私達のように、人の為に 働いたらどうなんだ?」
A「ええっ、それは... 無理だよ。 ボクには出来ない。」
ニュー「そうだろうな! 私達のような女性型ニューアンドロイド にしかこの仕事は出来ないからな!」
そう、アンドロイドにも性別があり、
人間がすることが出来るように
なっている。
それは...
ニュー「子供を作ることだ!」
初めまして!
面白い作品ですね。
続きが気になります!