デジタルアドバイザーロン

ロンSAN

1プレイ目 お前誰だよ!?(脚本)

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〇学生の一人部屋
  ここ数年の間
  
  業界関係者の努力により
  
  eスポーツ業界の発展が目覚ましい
  これは色々な方面のeスポーツプロが
  
  自らの体を張って
  
  テレビや本、ユーチューブなどの
  
  媒体で活躍し
  色々な可能性を
  
  見せてくれているからだと思う
  また、これらの活動が実を結び
  
  東京オリンピックもしくは前座のデモンストレーションでも
  eスポーツの大会が行われる可能性が高い
  
  と言われているくらいの
  
  賑わいを見せている
  問題は何十年後先の業界であり
  
  後続の育成はつきもので
  
  現役のプロや業界関係者も人材を探しつつ
  
  育成している
  この話は、『デジタルアドバイザーロン』
  
  との出会いによって成長する
  
  一人のゲーマーの物語である・・・
  ・・・
  
  ・・・・・・
  
  カカッ、バシバシ!
  真夜中にアーケードコントローラー(以下アケコン)を操作し
  
  ボタンを激しく押す音が響きわたる
  彼の名前は白井昇(以下ショウ)
  
  17歳高校2年生の男子
  
  夜の22時前後
  
  自室でオンライン対戦をしている最中である
  『KO!』
  
  デススクトップPCから
  
  静かに電子音がこだまする

〇学生の一人部屋
白井 昇(しらい しょう)(勝てない 格闘ゲームが上手くなりたい くそっ!)
  ショウは負けてイライラしているからか
  
  感情的になり
  
  思わずアケコンを激しく叩いてしまう

〇学生の一人部屋
  と・・・その時
  
  急にテレビ画面が
  
  激しく光り輝き始める!
白井 昇(しらい しょう)「ん・・・?」
白井 昇(しらい しょう)「PCモニター? いや、ゲームの故障か?  しまった! 叩いた衝撃で、イカレちまったかな?」

〇電脳空間
  ショウがそんな事を考えた、その時
  
  PCモニターから
  
  何かが飛び出してきたのだ!

〇学生の一人部屋
ロン「・・・ほお? 貴方ですか? 私を呼んだのは?」
白井 昇(しらい しょう)(し、喋った?)
  よく見るとそいつは
  
  2メートル弱はあろうかと思うガタイ
  
  人とは思えない尖った耳
  そして、その耳には
  
  黒ベースに青い蛍光のスジがある龍の角を模したヘッドホンを付けている
  更に、VR型の漆黒のサングラスをつけ
  
  全身は蛍光色の青のスーツで身にまとっていた

〇学生の一人部屋
白井 昇(しらい しょう)「・・・チッ、お前誰だよ?  泥棒か?」
  ショウはゆっくりとイスから立ち上がり
  
  身近にあったホウキを両手に持ち
  
  戦闘態勢を取る
  内心この怪奇現象に
  
  飛び上がるくらいびっくりしているショウ
  今はそんなことよりも
  
  ゲームに勝てない悔しさが勝っているため
  
  リアクションは極めて薄い
  彼は良くも悪くも
  
  生粋のゲーマーであるし
  
  それくらいゲームが好きなのである
ロン「・・・落ち着いてください 怪しいものではありません・・・」
  そう言うと
  
  謎の男は左指を軽く
  
  パチンと鳴らす
  すると不思議なことに
  
  装着していたヘッドホンとサングラスは
  
  一瞬で消えてしまった?!
  それを見て
  
  ビクつく、ショウ
白井 昇(しらい しょう)「いやいや・・・ ごめん、無理です 見るからに怪しいです・・・」
  ショウは手に持っていたホウキを
  
  中段に構え
  
  迎撃体勢に移行する
  ・・・静寂が
  
  2人の周囲を支配する
ロン「・・・ふう わかりました 帰りますね・・・」
  大きなため息をつき
  
  空気を呼んで
  
  何処かに帰ろうとする『謎の男』
白井 昇(しらい しょう)「いや、まて お前がそのまま帰ると 色々まずい気がする」
ロン「えっ? そうですか?  いやいや、ありがとうございます!」
  謎の男は
  
  ショウに向かって
  
  優雅に一礼する
  ショウは思った
  
  空気を読めるとこといい
  
  礼ができるとこといい
  怪しい奴ではあるけど
  
  悪い奴ではなさそうだ、と・・・
白井 昇(しらい しょう)(少しだけ ほんの少しだけだけど 会話してみるか・・・)
  ショウはホウキを床にポイ捨てし
  
  謎の男の前に歩み寄る
白井 昇(しらい しょう)「なあ?  ところでお前 何しにここに来たんだ?」
ロン「・・・貴方に呼ばれたから? ・・・ですねえ?」
白井 昇(しらい しょう)「・・・俺に?  お前のことは初対面で知らないし 呼んだつもりもないぜ?」
白井 昇(しらい しょう)(そもそも初対面だしな・・・)
ロン「・・・貴方 さっき格闘ゲームが上手くなりたと 願ったでしょ?」
ロン「その強い心の声に呼ばれて 私はここに来たんですがねえ」
白井 昇(しらい しょう)「えっ? ええっ!」
  言葉に出してない自身の願望を
  
  見ず知らずの男に言われ
  
  ショウはたじろいでいた
ロン「図星でしょ? 私の話を聞けば 上達のアドバイスとかをできる とは思うですがねえ?」
  確かに図星だが
  
  己の願望を見ず知らずの不法侵入者に
  
  ズケズケと言われ
  
  再びショウは警戒する
白井 昇(しらい しょう)「ちょっと待て! お前の目的はなんだ? 基本この手の話はギブアンドテイクだろう?」
白井 昇(しらい しょう)「漫画とかでよくあるパターンだが 流石に 魂や命とは引き換えにはできんぞ?」
  ショウ漫画が大好きだったので
  
  その手のオカルトの知識があり
  
  先読みしてドッシリと身構える
ロン「ふむ、話が早くて助かります ・・・私の目的は知識欲と人の成長ですねえ」
ロン「それが達成されると 私も成長できるし それが私の生きるエネルギーになるんですよ」
ロン「というわけで 魂や命自体には私は興味ありません」
  聞いた感じ
  
  デメリットはないものの
  
  うさん臭ささを感じるショウだった
  それもそのはず
  
  いきなりPCモニターから飛び出してきて
  
  見た目も怪しいそんなことを言う奴を
  
  信頼できるはずもない
ロン「・・・じゃ早速ですが対戦しますか」
白井 昇(しらい しょう)「・・・は?」
  唐突な話に
  
  目をパチパチさせるショウ
  どこから持ってきたのか
  
  アケコンを膝に抱え
  
  し・か・も
  
  勝手にディスクトップ近くのイスに座っている
ロン「・・・貴方格闘ゲーマーですよね?」
白井 昇(しらい しょう)「あ、ああそうだよ?」
ロン「格闘ゲーマーは ゲームの強いものに従う そうですよね?」
白井 昇(しらい しょう)「そうだな、それがどうした?」
ロン「私がこのゲームで勝ったら 貴方に私の言うことを聞いてもらいます」
白井 昇(しらい しょう)「・・・俺が勝ったら?」
ロン「おとなしく帰ります 貴方が勝ったら なんでも言うことを一つ聞きますよ? 例えばエナジードリンク1年分の提供とかでも」
  謎の男は
  
  チラリとテレビの横に置かれている
  
  数本のエナジードリンクに視線を向ける
白井 昇(しらい しょう)「ええっ! マジか⁈」
  ショウは瞬時に考える
  いきなりの不法侵入者?
  
  とゲームするのもなんだが
  
  勝負を挑まれたら戦うのが
  
  格ゲーマー魂というもの
  ・・・なによりも
  
  勝利品のエナジードリンク1年分が
  
  とても美味しい

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