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要 九十九

寡黙な怪人の知られざる4つの秘密(脚本)

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〇闇の要塞
  日本最大の怪人組織と言われている
  秘密結社オアシス・・・
怪人 戌火「これ以上先には進ませんぞ! オアシスの怪人達!」
怪人 戌火「くたばれ!」
  そこで一目置かれている存在がいた
怪人 戌火「なっ」
怪人 戌火「我が爆炎を受けて無傷・・・だと?」
怪人 戌火「貴様一体何者だ?」
???「・・・」
怪人 戌火「はっ」
怪人 戌火「聞いたことがあるぞ」
怪人 戌火「黒い鎧に紅の欠けた刃、そして青のマフラー」
怪人 戌火「貴様オアシスの大幹部 怪人ガーディアンか!」
ガーディアン「・・・」
怪人 戌火「無視!?」
怪人 戌火「いや確かガーディアンは無口だとか何とか」
  寡黙な彼は配下も持たず
  その身一つでオアシスの大幹部にまで
  のし上がったと言われていた
戦闘員A「流石大幹部ガーディアン様」
戦闘員B「あの攻撃を受けても無傷どころか」
戦闘員B「笑って見えるぞ!」
  そんな彼には
  知られざる4つの秘密があった
怪人 戌火「クソッ! この研究所まで潰されたら我らの組織は・・・」
怪人 戌火「死ねぇ!ガーディアン!」
  怪人ガーディアン1つ目の秘密
  彼は
  ドMだった・・・
怪人 戌火「クソッ!全く効いてない!それどころか」
怪人 戌火「喜んで見える!?」
  彼はドMだった

〇研究所の中枢
研究員「副主任大変です」
研究員「オアシスが攻めて来ました」
副主任「何だと」
研究員「今、戌火が止めていますが相手に大幹部がいるようで」
研究員「ここが落とされるのも時間の問題かと」
副主任「さっさと必要な物を持って逃げるぞ」
研究員「このスーツは?」
副主任「持っていくに決まってる」
研究員「あの少女はどうしましょう?」
副主任「あの博士が連れてきた奴か?」
副主任「また暴れられても面倒だ!ここに置いていけ!」
研究員「いいんでしょうか?」
副主任「いいんだよ」
副主任「元はと言えば秘密主義の博士が何の為に連れてきたのか」
副主任「俺らに教えないのが悪い」
副主任「行くぞ」
ガーディアン(ここは?)

〇宇宙船の部屋
  秘密結社オアシス 第7支部
  隣室
???「ん?」
???「毛布?」
???「ここは?」
オアシス大幹部 シノビ「関係ないのにいつもスマンな」
オアシス大幹部 シノビ「少しの間あの娘を預かってくれるか?」
  コクリ
オアシス大幹部 シノビ「少し調べて分かった事だけ伝えておく」
オアシス大幹部 シノビ「あの娘の名前は家根内 陽菜」
オアシス大幹部 シノビ「母と娘の二人暮らしだったが」
オアシス大幹部 シノビ「最近母が亡くなってその後に あの研究所の博士に連れていかれたらしい」
オアシス大幹部 シノビ「まだ目的が何なのかまで分かってないが」
オアシス大幹部 シノビ「あの博士の事だ どうせ悪い事だろう」
オアシス大幹部 シノビ「一般人に迷惑をかけるあの組織は 今日中に何とか潰してしまいたかったんだがな」
オアシス大幹部 シノビ「手伝って貰ったのにすまない」
  ブンブン
オアシス大幹部 シノビ「気にするなってか?」
  コクリ
オアシス大幹部 シノビ「お前は本当に良い奴だな」
オアシス大幹部 シノビ「じゃああの娘は頼んだぞ」
オアシス大幹部 シノビ「ワシは更に色々と調べてくる」
  コクリ
ガーディアン(静電気!?)
ガーディアン(まぁこれはこれでアリだな!)
陽菜「何が!?」
陽菜「あっ」
陽菜(しまった・・・ 考えてた事に思わず反応しちゃった!)
ガーディアン(目覚めたのか!良かった!)
ガーディアン(寒そうだったから毛布掛けたけど これだけ元気そうなら大丈夫そうだな)
陽菜(この人が毛布を)
陽菜(見た目は怖いけど良い人そう)
ガーディアン(でも)
ガーディアン(まだ寒そうだしこれ)
陽菜「服?」
ガーディアン(そんな寒そうな格好じゃ風邪引くし 早く着替えなさい?)
陽菜「お母さん!?」
陽菜(あっ、またやっちゃった)
ガーディアン(そうか・・・ 最近お母さん亡くなったんだもんな)
ガーディアン(いきなりこんな所に連れて来られたら)
ガーディアン(不安になってお母さん思い出すよ)
陽菜(何とかなった!)
ガーディアン(とりあえず着替えもあるだろうし 少し1人にしてあげよう)
陽菜「あっ」
ガーディアン(二度目の静電気!?)
ガーディアン(ご馳走さまです!!)
陽菜「何のお礼!?」

〇住宅街の公園
  またこの夢か
陽菜「一緒に遊ぼ?」
同級生「私達用事あるから」
同級生(あんたみたいな不気味な子と遊ぶわけないでしょ)
  やめて
陽菜「お母さんお疲れ様」
お母さん「またあんたは学校で揉め事起こしたんですってね」
お母さん「ほんとに」
  これ以上止めて!
  ・・・
  あれ?
  いつもと何か違う
  温かい?

〇宇宙船の部屋
陽菜(ん?)
陽菜(また寝ちゃってた?)
ガーディアン(うなされてたけど大丈夫だろうか?)
陽菜(手握っててくれたんだ)
陽菜(やっぱり良い人だ)
  それから私達の奇妙な共同生活が始まった
陽菜「ご飯出来たよ」
ガーディアン(あっつい!!)
ガーディアン(だけどそれが良い)
陽菜「味は?」
ガーディアン(足が挟まった)
ガーディアン(ご馳走さまです!)
陽菜(そのお礼言うの何なの!?)
陽菜「あれは」
ガーディアン(鋭く育てよ)
陽菜「歪んだ願い!」
陽菜(リバーシ?誰とやるんだろ?)
  ガーディアン2つ目の秘密
  彼は
陽菜(1枚置いた)
ガーディアン(よし)
ガーディアン(次は俺の番)
陽菜「ソロデュエル!?」
  ぼっちだった
陽菜「あの」
陽菜「一緒にやります?」
  コクコク
陽菜「じゃ私白で」
陽菜(シンプルに弱い!)
陽菜(能力関係なく勝っちゃった)
陽菜(でも)
陽菜(何だか楽しそう)
  そして
  1週間が経った
ガーディアン(家根内さん今日も元気そうで良かった)
陽菜(そろそろ心の中でくらい陽菜って呼んでくれてもいいんだけどなぁ)
ガーディアン(お腹すいたな)
陽菜「ご飯ならそこに」
陽菜「あっ」
ガーディアン(ずっと気になってたけど)
ガーディアン(家根内さんってもしかして心を)
陽菜「私」
陽菜「ちょっと出てくる」
ガーディアン(あっ)

〇近未来の通路
陽菜(もう気付かれてるよね?)
陽菜(こんな能力さえなければ・・・)
陽菜(私だって誰かに必要とされて・・・)
戦闘員C「なぁ聞いたか? 大幹部ガーディアン様の話」
陽菜「・・・」

〇宇宙船の部屋
陽菜「・・・」
ガーディアン(家根内さん帰ってきた)
ガーディアン(ん?)
ガーディアン(何か元気が)
ガーディアン(そうだ)
ガーディアン(またリバーシを)
陽菜「放っておいて」
陽菜「あなただってもう分かってるんでしょ?」
陽菜「私が人の心を読め・・・」
ガーディアン「待っ」
  お前何いつも笑ってんだよ
  その喋り方何なんだよ
  何でそんな体でかいの?
ガーディアン「・・・」
ガーディアン(俺なんかに止められても・・・)

〇開けた交差点
陽菜(勢いで飛び出して来ちゃった)
陽菜(ガーちゃんには悪いことしたな)
陽菜「でも」
陽菜「やっぱり私は誰にも必要とされないんだなぁ・・・」
陽菜(それならいっそのこと全部)
???「ひっひっ」
???「やっと見つけた」

〇宇宙船の部屋
ガーディアン「・・・」
ガーディアン(この1週間)
ガーディアン(凄く楽しかったな)
ガーディアン(何で俺は・・・)
オアシス大幹部 シノビ「大変だ」
オアシス大幹部 シノビ「あの娘が博士に連れ去られたって情報が」
オアシス大幹部 シノビ「うちの奴が先に救助に」
オアシス大幹部 シノビ「もういない」
オアシス大幹部 シノビ「おい」
オアシス大幹部 シノビ「急いであいつを追いかけて協力してやれ」
「はっ」

〇ボロい倉庫の中
ガーディアン(これは)
ガーディアン(あれが1人で?家根内さんは?)
悪乃博士「やっと来たか」
悪乃博士「貴様には感謝せんとな」
悪乃博士「この子を守ってくれた」
ガーディアン(何を)
悪乃博士「この子はその能力から周りに畏怖され」
悪乃博士「必要としてくれる人も」
悪乃博士「守ってくれる人もいなかった」
悪乃博士「だから傷付かない為に」
ガーディアン(まさか)
ガーディアン(家根内さん?)
陽菜「・・・」
悪乃博士「全員」
悪乃博士「自分にする事にしたんじゃよ」
悪乃博士「能力を使え」
陽菜「・・・」
「全部」
「私だ」
ガーディアン(何?)
悪乃博士「あのスーツは陽菜の」
悪乃博士「人の心を読む能力を」
悪乃博士「自分の心を相手に書き込む能力に変化させる」
悪乃博士「弱らせた相手に力を使えば 全てあの子の思いのままよ」
悪乃博士「陽菜やってしまえ」
陽菜「・・・」
ガーディアン(待て)
ガーディアン(ぐ)
ガーディアン(ひ・・・な)
陽菜「・・・」
悪乃博士「これで準備は整った」
悪乃博士「最高のショーの始まりじゃ」

〇繁華な通り
「皆私になれば怖くない」
「傷付く事もない」
通行人「何が起きてるんだ」
通行人「分からない オアシスの怪人達が急に殴り掛かって」
通行人「オアシスがそんなことする訳」
「皆」
「私になれば」
オアシス大幹部 シノビ「これはどういう事だ」
シノビの配下「皆操られてるみたいですね」
オアシス大幹部 シノビ「クソッ!あいつまで操られて」
シノビの配下「シノビ様どうされますか?」
オアシス大幹部 シノビ「分からん! しかし最悪の場合ワシらの手で・・・」
オアシス大幹部 シノビ「とりあえず何とか無力化出来ないか試すぞ」
シノビの配下「はっ」
娘「お母さん」
母「大丈夫!お母さんが守ってあげるから」
母(一体何が起きてるの? オアシスの怪人がこんな事するなんて)
母(オアシス大幹部のガーディアン!? 助かった!)
母「この娘を安全なば」
娘「お母さん」
  ・・・
オアシス大幹部 シノビ「何をしておるガーディアン」
オアシス大幹部 シノビ「お前はそんな子どもを泣かすような奴じゃないだろ!」
オアシス大幹部 シノビ「自分を取り戻せ」
  俺は・・・

〇住宅街の公園
  何をしてるんだ?
  ここは?
同級生(あんたみたいな不気味な子と遊ぶわけないでしょ)
  陽菜の記憶?
お母さん「またあんたは学校で揉め事起こしたんですってね」
お母さん「ほんとに」
お母さん(あんたなんか産むんじゃなかった)
  ・・・

〇近未来の通路
戦闘員C「なぁ聞いたか? 大幹部ガーディアン様の話」
  ・・・?
戦闘員D「何だ?」
戦闘員C「最近あの人に付きまとってる女」
戦闘員C「ガーディアン様はあの女を初めての配下にするつもりらしいぞ」
戦闘員D「はぁ」
戦闘員D「あの人の配下になれるんだったら俺だってなりてぇよ」
戦闘員C「だよな」
戦闘員D「急にしゃしゃり出やがってあの女」
戦闘員D「あーあ」
戦闘員D「あの女今すぐ消えてくれねーかな」
陽菜「・・・」
  そうか
  だからあの時・・・
  それなら俺が待ってって言えてれば
  こんな事にはならなかったんじゃないか?
  ・・・
  俺は大馬鹿野郎だ

〇黒
  あの時だって
同級生「お前何いつも笑ってんだよ」
ガーディアン「笑顔の方が君達と仲良くなれると思ったからだ」
同級生「その喋り方何なんだよ」
ガーディアン「仲良くなりたいから緊張して言葉が出てこないんだ」
同級生「何でそんな体でかいの?」
ガーディアン「それは僕にもどうしようもない・・・ だけどきっと君たちを守れるよ?」
  こんな風に言えていれば何か変わったんじゃないか?
  俺はあの時自分の心に鍵を掛けた
  でもこれじゃ駄目なんだ
  陽菜がああなったのは俺にも原因がある
  だから!
  勇気を出せ!
  彼女の心の内に一歩を踏み出せ!
  俺は・・・

〇繁華な通り
  陽菜を守る!
ガーディアン「・・・」
ガーディアン「・・・う」
ガーディアン「うぉぉぉぉぉぉ」
オアシス大幹部 シノビ「自分で頭を地面に打ち付けた!?」
オアシス大幹部 シノビ「ガーディアンお前大丈」
ガーディアン「・・・シノビさん?」
ガーディアン「陽菜は何処だ?」

〇繁華な通り
陽菜(これでいい)
陽菜(これでいいんだ)
陽菜(同じになれば何にも怖く)
陽菜(本当に?)
陽菜(私が求めていたのはこれなの?)
悪乃博士「ひっひ!もうすぐお前の望みは叶うぞ?」
悪乃博士「直に全てお前になる」
陽菜「私は」
???「陽菜!」
陽菜(ガーちゃん!?)
ガーディアン「陽菜!すまなかった!」
陽菜(何でガーちゃんが謝ってるの? 悪いのは)
ガーディアン「俺はあの時出ていく君を止めなかった」
ガーディアン「それは俺に 一歩を踏み出す勇気がなかったからだ」
ガーディアン「だから改めて言わせてくれ」
ガーディアン「俺には君が必要だ」
悪乃博士「何を今さらそんなボロボロの体で」
悪乃博士「絶滅したヒーローのような事を言っておる」
悪乃博士「もうここは終わりじゃよ」
悪乃博士「いけ」
ガーディアン(クソッ!体が思うように動かない)
ガーディアン(どうすれば!)
オアシス大幹部 シノビ「峰打ちだ」
オアシス大幹部 シノビ「行け!ガーディアン!」
ガーディアン「ありがとうございます」
ガーディアン「陽菜」
陽菜「来ないで」
陽菜「もう分かったでしょ?」
陽菜「私の能力は自分も周りも傷付けるの」
陽菜「だからこんな人間を必要としてくれる人なんて」
ガーディアン「俺がいる」
陽菜「そんなの本当かどうか・・・」
ガーディアン「それなら」
ガーディアン「俺の心を見てみろ」
ガーディアン「俺が何を考えてるか」
ガーディアン「陽菜なら見れるんだろ?」
陽菜(今まで)
陽菜(心を見ろなんて言った人・・・)
陽菜「私は」
ガーディアン「・・・」
陽菜「・・・」
陽菜「・・・」
陽菜「ふふっ」
陽菜「馬鹿な事ばっかり考えて・・・」
悪乃博士「何をしておる陽菜」
悪乃博士「もう少しで貴様の願いが」
陽菜「ごめんなさい」
陽菜「私にはもう出来ない」
陽菜「私が一番に求めていたのは」
陽菜「私を本当に必要としてくれる誰かだったから」
悪乃博士「ふざけるな」
悪乃博士「その力があれば世界征服だって」
陽菜「・・・」
悪乃博士「貴様なんぞその力以外何の価値もない」
悪乃博士「直に誰もお前を守ったりしなく」
ガーディアン「俺が守る」
悪乃博士「守るだと?」
悪乃博士「それじゃ本当にヒーローのようではないか」
ガーディアン「違う」
ガーディアン「ヒーローだって守りたい何か、誰かがいたから戦ってた筈だ」
ガーディアン「それだったら俺は」
ガーディアン「怪人らしく自分勝手に陽菜を守ってやる」
悪乃博士「ふざけるな」
ガーディアン「だから」
ガーディアン「これで終わりだ」
悪乃博士「貴様」
悪乃博士「なんぞに」
  ガーディアン3つ目の秘密
  彼は優しい怪人だった・・・
  そして

〇謁見の間
  秘密結社オアシス本部
  謁見の間
戦闘員「アルテ様」
秘密結社オアシス総帥 アルテ「何事じゃ?」
  本人も知らぬ間に抱えさせられた
  怪人ガーディアン最後の秘密
戦闘員「今日の大幹部ガーディアン様の活躍聞きました?」
秘密結社オアシス総帥 アルテ「ほう」
戦闘員「敵の洗脳を自分で解いて少女を救いだしたらしいですよ」
戦闘員「やっぱ大幹部ともなると違うなぁ」
  彼は怪人だが
秘密結社オアシス総帥 アルテ(ガーディアン)
秘密結社オアシス総帥 アルテ(うちにそんな大幹部おったか?)
  秘密結社オアシスには所属していない

〇宇宙船の部屋
  秘密結社オアシス 第7支部
  隣室
ガーディアン(隣人さんいつも揉め事多くて大変そうだなぁ)
ガーディアン(まっ!せっかくお隣さんになれたんだし 俺に手伝えることは何でも手伝うぞ!)
  彼は本当にただただ優しかった・・・
陽菜「ガーちゃん」
ガーディアン「ガーちゃん?」
陽菜「私ね」
陽菜「許して貰えないとは思うけど 迷惑掛けた皆に今から謝りに行こうと思うの」
ガーディアン「そうか」
ガーディアン「俺も皆に謝りに行かないとな」
陽菜「ガーちゃん」
ガーディアン「うん?」
陽菜「ありがとう」
  これは心を読める少女と
  彼女に最初に信頼された怪人の物語
  終

コメント

  • 面白かったです!
    最初の「ドM」に持っていかれそうになりましたが、後半に感動があり……
    最後の最後でツッコませていただきました😆

  • 怪人なのに、憎めない。怪人なのに、人間臭い。
    読んでいて、ガーちゃんが好きになっちゃいますね。
    最初のドM設定でド肝を抜かれて、こんなシリアス展開になるのか〜って思ったら、ラストでも笑わせてもらいました。
    ひなもただのコミュ能力ではなく、実はラスボス級の能力があるというのも、すごく面白いですね。

  • あんた組織に所属してなかったんかい!というツッコミ満載のラストでした(笑)
    ひなちゃんとお幸せに〜!

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