エロ漫画異世界転生 デート的休日(脚本)
〇男の子の一人部屋
今日は土曜日、休日だ。
でも、気は休まらない。何故なら今日は友達と遊ぶからだ。転生している俺としてはプライベートな関係は神経を消耗するのだ。
佐々木弱太郎「でも、こいつの友人関係を悪くするわけにはいかないからなぁ」
俺は今日もこの生活を頑張ることにするのだった。
〇東急ハンズ渋谷店
俺が待ち合わせ場所に着くと既にこいつの友達二人がいた。
古町モブ次郎「それじゃあ、行くか」
〇レンタルショップの店内
ここは、彼らがよく行くショップらしい。CDレンタルの他に本屋、ゲームやカードショップが併設されている。
ここの世界は俺の世界より少しオタクに風当たりが強いようで、オタク趣味は軟弱であるという価値観があるようだった。
まあ、オタク系の優男なんて寝取られ側なのだから当然だろう。
モブ谷エー吉「今どき純愛って流行らねーよな。背徳系サイコウ!!」
話題はいつのまにか、最近のラブコメの流行にシフトしていた。
古町モブ次郎「単純には語れまい。一対一の純愛物も流行している」
モブ谷エー吉「一対一系の流行って、少し古くね!?」
古町モブ次郎「流行が長いだけだ。今での多くの需要はある」
モブ谷エー吉「なー。弱太郎はどう思うよ!? 最近の流行は背徳系だよな」
さて、なんと答えるべきか。俺本来の性癖はNTR物。しかし、こいつの評判を考えると正直に言うことはできない。
それにリアルにNTRを体験しそうになって、少し考えも変わってきている。
佐々木弱太郎「まあ、どっちもいいところがあるんじゃないかな・・・・・・」
結局、曖昧な返答をする他なかった。
〇東急ハンズ渋谷店
俺はあの後二人と別れた。彼らは少しクセがあるがいい人だったと感じた。
山谷サヤ「あっ! 弱太郎君」
佐々木弱太郎「えっ!?」
山谷サヤ「こんなところで奇遇だね」
雫川綾乃「こんにちは」
山本サヤと雫川綾乃に出会った
山谷サヤ「今から先輩とご飯食べに行く所なんだ!! 良かったら弱太郎君もどう? 先輩も良いですよね」
雫川綾乃「もちろん」
さて、どうしようか。断るのは簡単だが、こいつ本人は人の誘いを断るような人間だろうか
俺は少し思考して
佐々木弱太郎「じゃあ、ご一緒させていただきます」
そう返答した。
〇ラーメン屋
雫川綾乃「ここ!!」
10分ほど歩いて辿り着いたのはラーメン屋だった。壁には大盛り無料等の張り紙がしてある。
山谷サヤ「そう言えば、弱太郎君ラーメン大丈夫!?」
佐々木弱太郎「全然好きだよ」
ラーメンは前の世界でも好物だった。正直こちらの世界で一番テンションがアガッてるかもしれない。
雫川綾乃「それじゃあ、行きましょう」
俺たちは雫川の先導で店内に足を踏み入れた。
〇ラーメン屋のカウンター
雫川綾乃「二人ともメニュー決まった?」
佐々木弱太郎「ニンニク魚介豚骨醤油ラーメン大盛りで」
雫川綾乃「へー、私と同じ。センスいいじゃない」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)