0:幸せだった日常(脚本)
〇おしゃれなリビングダイニング
アリス「パパ、ママ、くるよ!! 準備オーケー?」
デイブ「ごほんっ・・・パパは準備オッケーだぞ! ママの準備はどうだ?!」
ナオミ「──間に合わないかも! 2人で始めて!」
アリス「もう! ママったら!!」
デイブ「──っ!! くるぞっ! 隠れろ!!」
ルーカス「ふわぁ〜おはよう〜」
ルーカス「あれ? 誰もいない??」
デイブ「──ハッピーバースデー♬ルーカス♬」
アリス「ハッピバースデー♬ルーカス♬」
「ハッピバースデー♬ ディア ルーカス♬」
「ハッピバースデー♬ ルーカス♬」
「アッ!!!!!」
ママが持ってきたケーキがこちらに飛んでくる。
────ベチャ!
ケーキはボクの顔に当たってしまった。
アリス「ママ! 走りながらケーキ持ってくるなんて危ないでしょ!!」
ナオミ「ごめんなさいルーカス・・・」
ルーカス「大丈夫!」
ルーカス「僕の誕生日サプライズを用意してくれてたんだね! 嬉しいよ!」
ルーカス「うん、ケーキも美味しい!」
ナオミ「ルーカス、あなたは本当に優しい子ね・・・」
アリス「もー・・・ハイ、タオル。」
ルーカス「ありがとうアリス。 お歌上手だったよ!」
デイブ「せっかくだから、 みんなで新しいケーキを買いに行こうか。」
「やったー!!」
アリス「一番大きなケーキがいいな!」
ルーカス「みんなでお出かけなんて最高な誕生日だね!」
ルーカス「あっ・・・!」
ルーカス「ごめん、今日クリスと遊ぶ約束してるから一緒に行けないや・・・」
クリス「おーーい! ルーカスー!!」
クリス「迎えにきてやったぞー!!」
ルーカス「ちょ、ちょっと! 外で大声出さないで!」
ナオミ「クリスくんはいつも元気ね。」
ナオミ「夕方には帰ってきてね。 今度こそ、楽しいパーティにしてみせるわ。」
ルーカス「ありがとう! さっきも楽しいパーティーだったよ!」
ルーカス「いってきます!!」
「いってらっしゃい!!」
デイブ「さあ、私たちも出かけようか。」
デイブ「ルーカスが泣いて喜ぶ、 最高の誕生日パーティにしよう!」
「おー!!」
〇空
その日は気持ちの良い快晴だった。
その日はクリス達が公園でお祝いをしてくれて
その日の夕方に
みんなと笑顔でさよならして、
いつも通り
笑顔で「ただいま」って言う。
その日は最高なパーティが僕を待っていて
その日は世界中の誰よりも幸せな時を過ごす──
──はずだった
これからどうなるのか、すごく楽しみです。
温かな家庭で育った彼に何が起きるのか?
誕生日が何かのフラグなのか、色々と妄想してしまいます!
この後どうなるの!?(笑)優しい彼が何か、行動を起こすのかとても気になります。短いストーリーですが十分に興味を引きつけられてしまいました。
家族想いでそれぞれに愛されるルーカス。
いい家族だなぁと思っていたら、まさかこの後に何かあるのか?
続きがめちゃくちゃ気になります!笑