灰燼対策二課 穂村ワタル(脚本)
〇モヤモヤ
『灰燼』(かいじん)
それは人に仇なす異形の存在──
数年前から現れたこの存在は未だ分からないことも多い
一つ確実な事は──
元”人間”であるということ
〇大学の広場
劣等感や
〇汚い一人部屋
孤独感
〇男の子の一人部屋
絶望感が高まる事で
蛍美 トモリ(もう駄目だ、おしまいだ・・・)
蛍美 トモリ「う、うわぁぁぁ!!」
負の感情がその身を焼き
燃やし尽くす
そして、灰の中から
”灰燼”は誕生する
〇男の子の一人部屋
遠条 マサキ「ふむ」
遠条 マサキ「窓ガラスは内から外に向けて破られている」
遠条 マサキ「そしてこの灰」
遠条 マサキ「間違いない」
穂村 ワタル「おやっさん!! 悪い、遅くなった」
穂村 ワタル「状況は?」
遠条 マサキ「うむ、新規の灰燼化と見て間違いない」
穂村 ワタル「そうか・・・」
蛍美 エイジ「ほ、本当にトモリが灰燼に!?」
穂村 ワタル「おやっさん、この方は!?」
遠条 マサキ「蛍美(ほたるび)エイジさん この家の家主だ」
遠条 マサキ「行方不明のトモリ君と親子2人で暮らしている」
蛍美 エイジ「灰燼ってよっぽど追い込まれた人間がなるんですよね!?」
蛍美 エイジ「ウチのトモリに限ってそんな・・・」
遠条 マサキ「人がどう思ってるかは本人以外分かりません。それが例え親であったとしても」
蛍美 エイジ「・・・せめて」
蛍美 エイジ「誰にも危害を加えないうちに確保してください」
遠条 マサキ「最善を尽くします」
蛍美 エイジ「お願いします」
穂村 ワタル「・・・原因は察しついてんのかい!?」
遠条 マサキ「おそらくこれだ」
穂村 ワタル「テストの答案・・・ 80点・・・充分じゃねーか」
遠条 マサキ「だが、満足出来なかったのだろう」
遠条 マサキ「リビングには表彰状やテストが飾られていたからな」
穂村 ワタル「そういう事か」
穂村 ワタル「ん!?誰か来たぞ!!」
遠条 マサキ「ああ、言ってなかったな 今日から二課に新人が入るんだ」
遠条 マサキ「ワタル、お前のバディだ」
穂村 ワタル「はぁ!?」
継火 トウジ「お疲れ様です! 本日より二課に配属になりました! 継火(つぎひ)トウジと申します!」
穂村 ワタル「おお・・・」
継火 トウジ「警察学校では二課は少数精鋭だとお伺いしました!!」
継火 トウジ「そんな二課に加われるなんて、光栄です!!」
穂村 ワタル「少数精鋭ねぇ」
遠条 マサキ「警察学校も上手いこと言うもんだ」
遠条 マサキ「ワシは遠条(えんじょう)マサキ、 こっちは穂村(ほむら)ワタル」
遠条 マサキ「二課のメンバーは以上だ」
継火 トウジ「えっ!!お二人だけなんですか!?」
遠条 マサキ「トウジ君にはこのワタルとバディを組んで捜査をしてもらう」
穂村 ワタル「おやっさん、俺はもうバディは」
遠条 マサキ「問答無用だ」
穂村 ワタル「・・・わかったよ」
穂村 ワタル「よろしくな」
継火 トウジ「は、はいっ!!」
継火 トウジ「早速灰燼の行方の捜査ですか!?」
穂村 ワタル「それはおやっさんがやる」
穂村 ワタル「俺たちはトモリ君の通っていた学校に聞き込みだ」
継火 トウジ「え!?学校に聞き込み!?」
穂村 ワタル「いいから行くぞ」
継火 トウジ「はい!!」
〇車内
穂村 ワタル「トウジは二課の事をどう聞いているんだ!?」
継火 トウジ「どうって・・・」
継火 トウジ「対灰燼兵器を用いての制圧と捕獲を目的とする一課に対して」
継火 トウジ「少人数での特殊任務に専念する二課としか聞いておりません」
継火 トウジ「あとは現場で学べと・・・」
穂村 ワタル「そうか」
穂村 ワタル「俺たちの任務については追ってわかるだろう」
継火 トウジ「はぁ・・・ でもどんな任務でも僕はやりますよ!!」
継火 トウジ「僕の両親を病院送りにした灰燼を殲滅するためなら・・・」
穂村 ワタル「お前は灰燼を恨んでいるのか!?」
継火 トウジ「はい!!」
穂村 ワタル「・・・その動機なら一課の方が良かったかもな」
穂村 ワタル「おっ!!着いたぞ!!捜査開始だ」
継火 トウジ「あ!!待って下さい!!」
〇学園内のベンチ
穂村 ワタル「ちょっといいかな!?」
同級生「はい!?」
穂村 ワタル「蛍美トウジ君の事について聞きたいんだけど」
同級生「蛍美の事っすか・・・!?」
穂村 ワタル「彼普段学校ではどんな感じかな!?」
同級生「うーん、正直そんな仲良くないっすけど、ずっと勉強ばっかりしてますね」
同級生「こう言っちゃなんですけど、ちょっと怖いくらい」
同級生「なんか昨日テスト返却あって青ざめてましたけど・・・」
継火 トウジ(これが灰燼捜査!?何の役に立つんだ!?)
〇車内
穂村 ワタル「ふぅ、すっかり遅くなったな」
継火 トウジ「ワタルさん、自分にはよく分からないんですが、この聞き込みって何か意味があるんですか!?」
継火 トウジ「こんな事してる間に誰かが灰燼被害にあうかもしれないのに・・・」
穂村 ワタル「救うためさ・・・」
継火 トウジ「救う・・・!? 被害者をですか!?」
穂村 ワタル「ある意味ではそうだな・・・」
穂村 ワタル「とりあえず署に戻るぞ おやっさんが行方を掴んだかもしれない」
〇大会議室
遠条 マサキ「遅かったな」
穂村 ワタル「悪い」
遠条 マサキ「状況を説明する」
遠条 マサキ「蛍美トモリは昨夜未明灰燼化」
遠条 マサキ「現時刻まで目撃証言もなく行方をくらましている」
穂村 ワタル「『アッシュタグ』は出来たのか!?」
遠条 マサキ「灰の分析が終わり先程完成した」
遠条 マサキ「それによると山岳地区からの反応がある」
穂村 ワタル「おあつらえ向きだな」
遠条 マサキ「ああ、今晩早速奪還作戦を敢行する」
継火 トウジ「今晩ですか!?」
穂村 ワタル「早くしないと手遅れになっちまう」
遠条 マサキ「ワタルいけるか!?」
穂村 ワタル「ああ、大丈夫だ!!」
〇岩山
蛍美 トモリ「・・・」
穂村 ワタル「いたぞ」
継火 トウジ「こちらに気付かれていないうちに、『酸制銃』で・・・」
穂村 ワタル「酸制銃はしまえ」
継火 トウジ「これがないと、灰燼の制圧なんて・・・!!」
穂村 ワタル「俺が行く」
継火 トウジ「ちょ、ちょっと!!」
遠条 マサキ「トウジ、いいから見ておけ」
〇岩山
蛍美 トモリ「・・・」
穂村 ワタル「やぁ、トモリ君だね」
穂村 ワタル「少し話をしようじゃないか」
蛍美 トモリ「ギ・ギギ・・・」
穂村 ワタル(やっぱりこの姿だと会話も叶わないか)
穂村 ワタル(では)
穂村 ワタル「いくぞ!!」
穂村 ワタル「ハァァァァァ!!」
穂村 ワタル「ふぅぅ!!」
継火 トウジ「ワ、ワタルさんが・・・」
継火 トウジ「灰燼に!!」
遠条 マサキ「ワタルは・・・」
遠条 マサキ「人間の意志を持ちながら灰燼化出来る」
遠条 マサキ「『半灰燼』とでも呼ぶべき存在なのだ」
穂村 ワタル「さあトモリ君、話を」
蛍美 トモリ「キシャアアア」
穂村 ワタル「くっ」
穂村 ワタル「これは・・・毒か!!」
継火 トウジ「た、助けに入らないと!?」
遠条 マサキ「大丈夫だ」
蛍美 トモリ「キシャ!?」
穂村 ワタル「悪いがそんな毒では俺の元には届かない」
穂村 ワタル「なぁ、トモリ君」
穂村 ワタル「この姿なら声が届いているだろう」
穂村 ワタル「君は本当に人間に未練はないのか!?」
蛍美 トモリ「キシャ・・・」
穂村 ワタル「同級生は言っていたよ」
〇学園内のベンチ
同級生「あ、でも・・・」
同級生「蛍美が勉強頑張ってるの見ると、俺も頑張んなきゃなぁって思いますね」
〇岩山
穂村 ワタル「君の努力はみんなが見ている」
穂村 ワタル「お父さんだって君への期待が大きいだけだ」
穂村 ワタル「一度つまづいたとしても」
穂村 ワタル「立ち上がれるのが人間だ!!」
蛍美 トモリ「キシャ・・・」
継火 トウジ「灰燼の体にヒビが!?」
遠条 マサキ「今だ・・・ワタル」
遠条 マサキ「いけ!!」
穂村 ワタル「戻ってこいトモリ君」
穂村 ワタル「うぉぉぉ!!」
蛍美 トモリ「キシャアアア!!」
穂村 ワタル「お前の魂の炎を・・・」
穂村 ワタル「もう一度灯すんだ!!」
穂村 ワタル「ハァハァ・・・」
継火 トウジ「灰燼が・・・灰に!?」
遠条 マサキ「来るぞ・・・」
継火 トウジ「そんな・・・灰燼を人間に戻せるなんて・・・!?」
遠条 マサキ「灰燼に帰した者を」
遠条 マサキ「人間に帰す・・・」
遠条 マサキ「『灰燼と人間を渡る者』であるワタルにしか出来ない芸当だ」
穂村 ワタル「ハァハァ・・・」
穂村 ワタル「フンッ!!」
穂村 ワタル「ふぅ・・・」
穂村 ワタル「おい、大丈夫か!?」
蛍美 トモリ「はい・・・」
蛍美 トモリ「あなたが・・・」
蛍美 トモリ「あなたが僕を呼んでくれたんですか!?」
穂村 ワタル「ああ」
穂村 ワタル「だが、人間に戻れたのはお前の魂の力だ!! 俺はそれを手伝っただけだよ」
蛍美 トモリ「・・・ありがとうございます」
蛍美 トモリ「僕勉強だけが取り柄で」
蛍美 トモリ「その勉強でもダメだったら」
蛍美 トモリ「自分なんて何の価値もないんだって」
蛍美 トモリ「自分を追い込んでしまいました・・・」
穂村 ワタル「トモリ君・・・ 人は誰しも自分の事を信じられない時はある」
穂村 ワタル「でも、価値が無い人間なんていない!!」
穂村 ワタル「自分を信じてあげるんだ」
蛍美 トモリ「はい・・・」
穂村 ワタル「ところで」
穂村 ワタル「『灰禍(はいか)』という組織、または『増炉(ぞうろ)アスタ』という名前に覚えはあるか!?」
蛍美 トモリ「いえ、分からないです」
穂村 ワタル「・・・そうか」
蛍美 トモリ「あ、僕・・・ちょっと意識が・・・」
穂村 ワタル「気を失ったか、無理もないな」
継火 トウジ「ワタルさーん」
継火 トウジ「ワタルさん・・・」
穂村 ワタル「トウジ、悪いな・・・ 俺はお前が憎んでいる」
穂村 ワタル「灰燼なんだよ」
継火 トウジ「・・・」
穂村 ワタル「うっ、おやっさん!! 悪い、俺も限界みたいだ」
穂村 ワタル「トモリ君を頼む」
遠条 マサキ「ああ、任せろ」
遠条 マサキ「トウジ、ワタルとトモリ君を車に乗せるぞ」
継火 トウジ「はいっ!!」
〇車内
継火 トウジ「トモリ君のお父さん喜んでましたね」
遠条 マサキ「まさか灰燼化した息子が戻って来るとは思ってなかっただろうからな」
継火 トウジ「遠条課長 そろそろ教えていただけないですか」
継火 トウジ「ワタルさんの事について」
遠条 マサキ「いいだろう」
遠条 マサキ「先程見たように、ワタルは自分の意志で灰燼化することができる」
遠条 マサキ「灰燼とは通常は会話もままならないが、灰燼化したワタルであれば言葉が届き」
遠条 マサキ「今回のように人間に戻る場合もある」
継火 トウジ「ワタルさんはどうしてそんな力を」
遠条 マサキ「・・・五年前」
〇大会議室
遠条マサキ「巷に灰燼という化け物が現れた事を受け、灰燼対策課が発足された」
遠条マサキ「その中には私やワタルもいた」
遠条マサキ「ワタルは当時から優秀でな」
遠条マサキ「いち早く灰燼化の原因が負の感情である事を発見した」
継火トウジ「ワタルさんが!?」
〇住宅街の道
遠条マサキ「ワタルは交番と連携して、悩みを抱えている人の話を片っ端から聞いてまわった」
遠条マサキ「すると、その地域の灰燼発生報告が一気に下がったのだ」
継火トウジ「す、すごい!!」
遠条マサキ「ああ・・・だが」
〇車内
遠条 マサキ「そこにヤツが現れたのだ」
継火 トウジ「ヤツ!?」
遠条 マサキ「ああ・・・」
〇モヤモヤ
遠条マサキ「反政府組織『灰禍』の代表 『増炉 アスタ』だ」
継火トウジ「あの指名手配犯の!?」
遠条マサキ「ヤツはワタルとは逆のアプローチ」
遠条マサキ「つまり弱った人間を追い込み、灰燼を増やす活動を行なっていた」
遠条マサキ「ヤツにとってワタルの存在は邪魔でしかなかった」
遠条マサキ「そこでヤツは・・・」
〇おしゃれなリビングダイニング
遠条 マサキ「ワタルの妻、セイカに接触し・・・」
遠条マサキ「言葉巧みに不安を煽り」
遠条 マサキ「灰燼に変えたのだ」
穂村 セイカ「キャァァァ」
穂村 ワタル「セイカッ!!」
増炉 アスタ「これはこれは ワタルさんちょうどいい所に」
穂村 ワタル「貴様ぁぁぁ!!」
増炉 アスタ「静かにして下さいよ」
増炉 アスタ「真の人間の誕生ですよ」
穂村 ワタル「セイカ・・・」
増炉 アスタ「ふふ、いい表情をしてますねワタルさん」
増炉 アスタ「セイカさん、私と共に行きましょう」
穂村 ワタル「増炉!!」
穂村 ワタル「ガハッ」
増炉 アスタ「ふっ、どうやら彼女も私を選んだようです」
増炉 アスタ「では、ワタルさんお元気で」
穂村 ワタル「ふぅ・・・ふぅ・・・」
穂村 ワタル「増炉・・・」
穂村 ワタル「セイカ・・・」
穂村 ワタル「うわぁぁぁぁぁ!!」
穂村 ワタル「これは・・・ 俺も灰燼になったのか・・・」
穂村 ワタル「なんだか・・・人としての記憶が霧散していく・・・」
穂村 ワタル「このまま身を委ね・・・」
穂村 ワタル「いや・・・」
〇メリーゴーランド
セイカを・・・
セイカを取り戻すまでは・・・
こんな所で・・・
〇おしゃれなリビングダイニング
穂村 ワタル「燃え尽きてられるかよぉ!!」
穂村 ワタル「ハァ・・・ハァ・・・」
遠条マサキ「こうして『半灰燼ワタル』は誕生したのだ・・・」
〇車内
遠条 マサキ「それ以降、私とワタルは灰燼化した人々の救済と」
遠条 マサキ「『灰禍』の壊滅を目的に活動している」
継火 トウジ「そう・・・だったんですね・・・」
遠条 マサキ「だが、エースだったワタルが狙われた事で、灰燼対策課も離職者が相次いだ」
遠条 マサキ「さらに灰燼の増加により、我々は後手に回らざるを得なくなった」
遠条 マサキ「仕方なく組織を分割し、一課が灰燼の制圧を、我々二課が灰燼救済に務めている」
継火 トウジ「だから二課の人員が少ないんですね」
穂村ワタル「それだけが理由じゃねーけどな」
遠条 マサキ「おお、ワタル!!目が覚めたか!!」
穂村 ワタル「ああ、ついさっきな」
穂村 ワタル「トウジ・・・ お前と同じように灰燼対策課を希望するヤツは灰燼に恨みを持ってるヤツが多い」
穂村 ワタル「それが灰燼を救済・・・ ましてや灰燼と働くなんてって・・・ みんな離れちまうのさ」
穂村 ワタル「トウジ・・・ お前の判断を尊重する・・・ 好きにしろ」
継火 トウジ「・・・」
継火 トウジ「たしかに僕は灰燼を憎んでいます」
継火 トウジ「でも」
継火 トウジ「本来憎むべきは灰燼を生む社会のあり方、そしてそれを助長する存在だと気付きました」
継火 トウジ「僕で良かったら・・・」
継火 トウジ「お二人の力になりたいですっ!!」
穂村 ワタル「ふっ、暑苦しいやつだ」
遠条 マサキ「どうしたワタル 嬉しそうじゃないか!?」
穂村 ワタル「ウルセェ!!」
〇秘密基地の中枢
増炉 アスタ「また一つ、灰燼反応が消えましたね」
増炉 アスタ「・・・ワタルさんですか あれだけ心を折ったのにしつこいですねぇ」
増炉 アスタ「とっとと絶望に身を委ねて完全な灰燼になればいいのに」
増炉 アスタ「あなたもそう思いませんか!?」
増炉 アスタ「セイカさん」
穂村 セイカ「・・・」
増炉 アスタ「ふっ、もう覚えていないですよね。 失敬失敬」
穂村 セイカ「・・・」
穂村 セイカ(ワ・・・タ・・)
〇車内
穂村 ワタル(セイカ・・・)
穂村 ワタル(こんな俺にも仲間が増えたよ)
穂村 ワタル(必ず君を取り戻す)
穂村 ワタル(その日まで)
穂村 ワタル(絶対に諦めないと誓う)
〇炎
穂村 ワタル「俺の魂の炎は・・・」
穂村 ワタル「決して燃え尽きはしない!!」
人間の心の闇や弱さがトリガーとなる設定が、話に奥行きを持たせますね!
そしてやはり、特撮は熱い主人公が似合います!
ダークな設定かつ王道展開、TapNovelとしてももちろん面白いですが、特撮ドラマとして見たくなる作品でした!
増炉アスタが人間形態になれるということは、主人公と同じく半灰燼。ですが、その理由は正反対のベクトルということなのか…
ストーリーが魅力的すぎて、むしろタップノベルの機能(表情や細かい動作等)が物足りなく感じるほどでした。それでもよく使いこなされていて、私もこれから書いていく上で大変勉強になりました。