正義のヒーロー 鎧六(アームドシックス)!

七霧孝平

第11話 突入! 救出戦!(脚本)

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〇廃ビルのフロア
ナイト(変身)「ここが・・・」
ミキト(変身)「ええ、今は廃ビルとなった 旧金谷財閥ビルです」
リーン「さすがに広いわね。 キングたちはどこにいるのかしら」
???「心配しなくともいるさ」
ナイト(変身)「この声は・・・!」
ミキト(変身)「叔父さん・・・」
???「さて、じゃあそのまままっすぐ、 広間に来てもらおうか」
リーン「どうする?」
ミキト(変身)「罠でしょうが・・・」
ナイト(変身)「ハナやクイーンの場所はわかっていない ここは従うしかない・・・か」
???「さあ、来いよ」
  3人は広間に向けて歩き出す。
ナイト(変身)「ついたぞ!」
???「おう。 さてアームドシックス、 嬢ちゃんたちに会いたいか?」
ナイト(変身)「当たり前だ!」
???「そうか、じゃあ会わせてやるよ」
  3人の立つ広間の床が開く。
ナイト(変身)「っ!?」
リーン「しまった、また・・・!」
  3人はビルの下層に落ちていく。

〇闇の闘技場
ナイト(変身)「いてて・・・」
ミキト(変身)「無事ですか、2人とも」
リーン「ええ、だけど、 金谷財閥、落とし穴好きね・・・」
ナイト(変身)「で、ここは・・・」
リーン「この前のコロシアムに似てるけど・・・」
ナイト(変身)「金谷 乱蔵! ハナとクイーンはどこだ!」
???「ふっ、ちゃんと探せアームドシックス。 そこから見えるじゃないか」
ナイト(変身)「なにっ・・・?」
ミキト(変身)「あれを・・・!」
  3人の先にはガラスを隔てて、
  ハナとクイーンがいた。
怪獣(強)「がああっ!」
クイーン「くっ・・・!」
ハナ「クイーンさん!」
ナイト(変身)「ハナ!」
リーン「クイーンさん!」
ミキト(変身)「生身の彼女たちを怪獣に襲わせている?」
ナイト(変身)「今、助け出す。ハナ!」
ナイト(変身)「うおおっ!」
リーン「ナイトくん、危ない!」
ナイト(変身)「っ!」
ミキト(変身)「怪獣が・・・!」
「・・・」
リーン「ちょうど3対3ってことね」
ナイト(変身)「ハナを助け出す! 邪魔をするな!」
悪魔怪獣「フ・・・」
ナイト(変身)「効かない!?」
悪魔怪獣「返すぞ」
ナイト(変身)「ぐああっ!」
リーン「ナイトくん!」
水棲怪獣「ぐぎゃぎゃ・・・」
リーン「きゃああっ!」
ミキト(変身)「ナイトくん! リーンさん!」
怪獣化した研究者「おっと、通しませんよ」
ミキト(変身)「その身体・・・。 怪獣のパーツがあるが、人間ですか」
怪獣化した研究者「フフ、怪獣の研究の成果です。 ワタシ自身が怪獣の能力を手に入れるね」
怪獣化した研究者「全てはアナタたちに恨みを晴らすため」
ミキト(変身)「恨み・・・?」
怪獣化した研究者「ふふ、お忘れですかな。 『坊っちゃん』」
ミキト(変身)「その呼び方と声・・・ まさか・・・!」
怪獣化した研究者「ええ、怪獣研究者。 コードネーム『怪 獣次郎』ですよ 坊っちゃん?」
ミキト(変身)「貴方は研究のやり方に問題があり 追放されははず・・・」
怪獣化した研究者「ええ。それが許せません」
怪獣化した研究者「ワタシのおかげで、 対処できた怪獣もたくさんあった」
怪獣化した研究者「それを──」
ミキト(変身)「貴方は研究に外道な手段を用いすぎた」
ミキト(変身)「命を無視した人体実験 とても許されるものではない」
ミキト(変身)「そして、 ボクの超能力も・・・」
怪獣化した研究者「元はワタシの研究で開化した」
ミキト(変身)「貴方のせいでボクは・・・」
怪獣化した研究者「ふふ、互いに恨みがある。 よき、対決ではないですかな」
ミキト(変身)「いいでしょう、受けてたちます」
怪獣化した研究者「そうこなくては」
怪獣化した研究者「見せてあげましょう、 この身体の力を」
ミキト(変身)「くっ・・・」
ミキト(変身)「だがこの程度なら!」
怪獣化した研究者「ぐぐっ・・・」
怪獣化した研究者「自身の超能力を鎧で増幅した攻撃」
怪獣化した研究者「超能力はいらないと思っていながら、 そのような攻撃ですか」
ミキト(変身)「!」
怪獣化した研究者「坊っちゃん、貴方は矛盾している」
怪獣化した研究者「幼い頃、超能力で迫害され、 いらないと思っていながら、」

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