正義のヒーロー 鎧六(アームドシックス)!

七霧孝平

第9話 妄襲の王(脚本)

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〇広い公園
クイーン「そんな・・・キング!」
キング「さらばだ! クイーン!」
リーン「クイーンさん!」
ナイト(変身)「やらせるか!」
キング「むうっ!」
ナイト(変身)「そんなくだらない理由で、 孫に攻撃するなんて許さない!」
ナイト(変身)「リーン!」
リーン「ええ! キングを止めるわ!」
キング「ふ、やれるかな?」
キング「アームドワンたるこのワシを!」
リーン「すごい威圧感・・・」
ナイト(変身)「だとしても!」
キング「それがどうかしたか?」
ナイト(変身)「なにっ!?」
リーン「ナイトくんの剣が 全然効いていない・・・?」
キング「ではこちらもいくぞ」
ナイト(変身)「ぐああっ!?」
リーン「きゃああっ!?」
ナイト(変身)「なんて威力だ・・・」
リーン「私と違って魔方陣も出さずに この威力・・・」
キング「先程の威勢のよさはどうした?」
キング「ほら、まだまだいくぞ」
「うわあああっ!」
ハナ「ナイトくん! リンちゃん!」
クイーン「・・・」
ハナ「クイーンさん! 2人を助けてください!」
クイーン「ですが、私は・・・」
「無理をさせてはいけません」
ハナ「あなたは・・・」
ミキト(変身)「ボクがいきます」
ハナ「ミキトさん・・・」
キング「ほう、アームドファイブか」
キング「金成 幹人。 貴様が超能力持ちだとしても 鎧での闘いには関係ない」
キング「貴様も消えてもらう!」
ミキト(変身)「く・・・ なるほど、すごい力だ」
ミキト(変身)「ですがこちらも無策ではありません」
キング「なにっ!?」
リーン「あれはあの時の・・・」
ナイト(変身)「金谷製の鎧戦士・・・」
ミキト(変身)「もしもの時のために ボクが改造しておきました」
ミキト(変身)「いきますよ!」
キング「ちいっ! ちょこまかと・・・!」
キング「邪魔だ! ガラクタ!」
改造鎧戦士「コー・・・!」
  キングの攻撃が、鎧戦士を貫く。
ミキト(変身)「掛かりましたね!」
キング「ぬうっ!? こいつ、離れん!」
改造鎧戦士「コー!」
  鎧戦士は自爆し、大きく噴煙が上がる
ナイト(変身)「いいのか、あれ?」
ミキト(変身)「元々、叔父のですからね。 そんなに愛着はありません」
ナイト(変身)「ひでえ」
リーン「というか、 結構容赦ないわね、ミキトくん・・・」
???「ぬおおおっ!」
「!!」
キング「アームドファイブ! なめた真似を!」
ミキト(変身)「アームドワンを着ているとはいえ、 予想より元気ですね・・・」
キング「当たり前だ! 原初にして最高の鎧」
キング「最強のアームドワンを着ている ワシに敗北などない!」
キング「死ねええ!」
クイーン「もうやめてください、キング!」
キング「クイーン・・・!」
キング「今はアームドファイブよ お前は邪魔だ!」
クイーン「ああっ!」
ミキト(変身)「その隙が命取りですよ、キングさん」
ミキト(変身)「ナイトくん!」
ナイト(変身)「ああ!」
「はああっ!」
キング「ぬおおっ!?」
  2人の全力の攻撃に、
  さすがのキングも吹き飛ぶ。
キング「お、おのれ・・・!」
ミキト(変身)「ここまでですよ、キングさん」
ミキト(変身)「鎧を解除して差し出せば 見逃してあげます」
キング「ふざけるな・・・!」
ミキト(変身)「!」
ナイト(変身)「っ!」
キング「ぐおおっ!」
ナイト(変身)「・・・裁きだ、キング」
クイーン「キング・・・」
ナイト(変身)「・・・」
クイーン「私は・・・」
ナイト(変身)「とどめをさしたのは俺だ。 恨んでくれていい」
ナイト(変身)「父親のことも、キングのことも・・・」
リーン「そのことなんだけど」
リーン「キングを倒したのはナイトくんだし ナイトくんが裁きをしてるのも事実」
リーン「でもね、1つ違うことがあったわ」
「え?」
リーン「クイーンさん。 貴女の父親に幻覚をかけたのは ナイトくんじゃないわ」
クイーン「なら、いったい誰が・・・?」
リーン「キングよ」
クイーン「キングが・・・?」
リーン「貴女の思いを利用し、 ナイトくんにぶつけさせた。 そんなところかしらね」
ナイト(変身)「よく調べたな。 短い時間に」
リーン「調べものはお手のものよ」
クイーン「表裏 騎士・・・。 今回は申し訳なかった」
ナイト(変身)「キングのことはいいのか?」
クイーン「いい、とは言えません」
クイーン「ですが貴方は キングの攻撃から助けてくれました」
クイーン「父のことも貴方ではないなら、 私にもう闘う理由はありません」
ナイト(変身)「そうか」
クイーン「そして、リーンさん」
クイーン「約束通りアームドツーは 貴女にお譲りします」
リーン「ありがとう」
リーン「後はアームドワンだけど・・・」

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