48 武装(脚本)
〇空
空中に出来たドーカの塊に向かい、更に次々とドーカが突撃し、その内部へと圧力を加える──
〇荒地
オスカー「オイオイ!? 潰されたのかよ、あのドラゴン?」
オスカー「せめてその団子になったドーカぐらいは一緒に落ちて道連れにしてくれよ・・・」
〇荒地
フリードリヒ「魔女さんッ!!?」
フリードリヒ「助けに行かなくちゃ!!」
フリードリヒ「あ・・・!?」
〇空
ミスリル「ガハァ──」
地上からはドーカに埋もれたかに見えたミスリルは、その塊の上に居た
「ビイイイイイイィィッ!!!!??」
仕留めたドーカの死骸を次に迫るドーカにぶつけ、空中に一時の足場をつくり、その上で更に次のドーカを迎え撃っていた
しかし──その姿は先程までとは同じではなかった
ミスリル「グゥオオオオオオオッ!!!!」
誰よりも自在に空を飛ぶミスリルが、何故その空に足場を求めたのか──
今、ミスリルの背にあったはずの翼は──無い
ミスリル「グゥオオオオオオオンッ!!!!」
──しかし、翼のあったはずの場所には、2本の──鞭の様なモノがあった
ミスリル「ガル(翼)」
ミスリルは短く唸り、足場にしていたドーカを蹴り高く跳ぶ──
アデライーデ「『錬剣』解放」
アデライーデの魔法と共にミスリルの背中の鞭が変化する
大蛇號よりも長く伸びたソレが瞬時に縮み、膨れ──ミスリルの元の翼になった
ミスリルはすぐさま翼をはためかせ、ドーカの多く集まる方へと進む
進路に居たドーカには尾を振るう──
尾も先程の翼の鞭の様に変形しており、細く、長く、平たい
その動きは連接剣、大蛇號によく似ている
更に現れたドーカには、片手で握られた大蛇號を振るい
その2体のドーカ達に隠れ近付いたもう1体のドーカは──
???「ハアァッ!! 『龍玉衝─りゅうぎょくしょう─』!!!!」
マリリンで殴った
マリリン(──決まった! カッコいいタイミングで技名を言えた!!)
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