〇劇場の舞台
チョコ「どーもー」
チョコ「チョコですッ！」
ミント「ミントだ」
チョコ「二人合わせて」
「チョコミント」
チョコ「でーすッ！」
チョコ「よろしくお願いしまーすッ！」

〇劇場の舞台
ミント「ちょっと質問していいか？」
チョコ「なに？」
ミント「お前はどうして毛が生えないんだ？」
チョコ「ちょっと、やめてよ！」
チョコ「てか、どこのこと？」
ミント「あそことアソコだ」
チョコ「ひらがなとカタカナで表現するな！」
チョコ「そして、それで分かる自分が嫌だ！」
ミント「魔法か？」
チョコ「魔法なわけないでしょ！」
ミント「医療脱毛か？エステ系か？」
チョコ「毛に関して敏感だな！」
チョコ「何にもしてないよ！」
ミント「・・・嘘だろ？」
チョコ「そんな嘘つかないって」
ミント「奇跡じゃないか！」
チョコ「大袈裟だろ！」
チョコ「いや、もとは少し生えてたけど」
チョコ「部活で擦れてから生えなくなったね」
ミント「あそことアソコが擦れて毛がなくなっただと!?」
ミント「この世界には、そんなエロい活動があるのか！」
チョコ「いや、普通にサッカー部だわ！」
ミント「サツカあ？」
チョコ「なんだその面白い言い方は」
チョコ「あぁ、サッカー知らないのか」
チョコ「球を足でゴールに入れるんだよ」
ミント「た、玉をッ!?」
チョコ「そうそう、球を」
ミント「相手の玉をゴールに入れるの、か？」
チョコ「相手？ていうかみんなの球？」
ミント「みんなの玉!!」
チョコ「みんな、というかまぁ、そうだね」
ミント「みんなの玉を一つのゴールに・・・」
ミント「まるで、ことわざのような美しさだ」
チョコ「サッカーに感動してるのか〜」
チョコ「へー、じゃあ野球知ってる？」
ミント「やっきうぅ？」
チョコ「いちいち、言い方面白いな」
チョコ「棒を球に当てるんだよ」
ミント「それなら知ってるぞ」
ミント「棒をゴールに入れるんだろ？」
チョコ「なんで棒をゴールに入れるんだよ！」
チョコ「棒で球を飛ばすんだよ」
ミント「それは魔法か!?」
チョコ「魔法じゃないわ！」
チョコ「練習するんだよ」
ミント「練習すれば、玉を飛ばしてゴールに入れれるようになるのか!?」
チョコ「ゴール？んー、まぁそんなかんじ？」
ミント「ゴールに入った玉はどーなるんだ？」
チョコ「え？あ、そー言えばどうしてるんだろ」
ミント「玉がなくなったら困るだろ！」
チョコ「球なんて何個でもあるから大丈夫じゃない？」
ミント「2個だろ！」
チョコ「ねぇさっきからなんの話!?」
ミント「つるつるの玉の話だ！」
チョコ「毛のことそんなに気になってたのかよ！」
チョコ「部活は気にならなかったのかよ」
ミント「それは毛頭ない」
チョコ「しょうもな！」

〇劇場の舞台
チョコ「でもさ」
ミント「なんだ」
チョコ「ミントだってツルツルじゃん」
ミント「これは魔法だ」