ようこそ僕の村へ

白井涼子

エピソード8(脚本)

ようこそ僕の村へ

白井涼子

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〇寂れた旅館
桃井太郎(旅館前に集合って、僕しかいないじゃないか)
運野遊造「おう、はえーな」
桃井太郎「あっ、運野さん」
運野遊造「ちょっと待ってろ」
  旅館の裏手へと回る運野。

〇寂れた旅館
運野遊造「ほれっ」
桃井太郎「はい?」
運野遊造「早くしろ、来ちまう」
桃井太郎「だから、どういう事ですか?」
運野遊造「いーから、適当にそこら辺を掃いておけって」
  訳が分からないまま、掃除をする桃井。
奥谷百合「あらっ?」
桃井太郎「あっ、おはようございます」
奥谷百合「何であなたが?」
  掃除する桃井を見つめる百合。
運野遊造「ここの旅館の番頭さん、高齢だからってタロちゃんがよく掃除手伝いに来てんだ、なあ?」
桃井太郎「あっ、はい」
桃井太郎「朝は割と早起きなんでウォーキング? のついでというか」
奥谷百合「ふーん、優しいのね」
運野遊造「朝から感心感心。じゃ、行きますか」
桃井太郎「えっ?」
運野遊造「観光案内するんだろ」

〇タクシーの後部座席
奥谷百合「ねえ、ルミト君の子供の頃って、どんなだった?」
桃井太郎「どんなって、普通ですよ」
奥谷百合「やっぱりかっこいいの?」
運野遊造「写真見たことないのか?」
奥谷百合「会ってからのお楽しみって言われて送ってくれないのー」
奥谷百合「ねえ、持ってない?」
桃井太郎「いやー、ないですねー」
奥谷百合「・・・・・・」
奥谷百合「・・・似てる?」
桃井太郎「えっ」
奥谷百合「あなたとルミト君、まさかすっごい似てるとかないよね」
運野遊造(タロちゃん、どう切り返す?)
桃井太郎「・・・似て、ないですよ」
桃井太郎「僕、日本人丸出しな顔じゃないですかー」
桃井太郎「いくら従兄とはいえ、ハーフのルミト君と似てるわけないじゃないですかー、ははっ、はははっ」

〇農村
「・・・・・・」
運野遊造「ふぁ〜あ」
  パシャッ

〇村の眺望
「・・・・・・」
  パシャッ

〇山間の田舎道

〇タクシーの後部座席
奥谷百合「あれって空家?」
桃井太郎「あそこも、あっちもです」
桃井太郎「ああいう家を使って、宿泊体験や移住者に格安で貸し出したり出来たらなーと」
運野遊造「おっ、着いたぞ」

〇きのこ料理の店
奥谷百合「なかなかな、お店ね」
奥谷百合「とりあえず撮っておこう」
  パシャッ
奥谷百合「ねえ、さっきの崖だけど、願い事を叫んだら叶うって本当?」
奥谷百合「だったら観光客アップとか叫んだら増えるんじゃない?」
運野遊造「・・・・・・」
桃井太郎「・・・だったら良いんですが」

〇おしゃれなレストラン
椎野「いらっしゃいマーッシュ」
運野遊造「いつも通り、ガラガラだなー」
奥谷百合「村一番のレストランって言ってたけど、どこら辺が一番なのかしら?」
桃井太郎「・・・えー、とですねー。 きのこの量とか」
運野遊造「他にないからなー、レストランって名のつくとこは」

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