第四話(脚本)
〇けもの道
ゼータ「なんで、こんな時間にクマ退治しないといけないんだよ」
ゼータ「てか、この最弱の俺がクマ倒せんのか」
ゼータ「・・・」
ゼータ「これ見つかんの?」
P「ゼータさん」
ゼータ「あ!P!」
ゼータ「お前、さっき逃げただろ!」
P「ブイさんを探してただけですよ」
P「戻ってきたでしょ? ここで何を?」
ゼータ「いや、結局ブイも金なくて、飯代の代わりにクマ退治することになったんだよ」
P「そうでしたか」
ゼータ「あ、でもPがいればクマも一撃か!」
P「いえ」
ゼータ「え?なんで?」
P「この格好に変身したら、能力はヒヨコ並みになります」
ゼータ「いや、元に戻っていいから!」
P「元に戻るには、賢者に呪いをといてもらうしかないんですよ」
ゼータ「何だよそれ!」
ゼータ「賢者どこにいんだよ」
P「10賢者といって世界に10人賢者がいたのですが」
P「全員、デーヴァナガリーに殺されたみたいですね」
ゼータ「ウソだろ! んじゃ、二度と魔王に戻れないの!?」
P「そういうことですね」
ゼータ「すげぇ、リスクとったな!」
ゼータ「からのクマ出たーッ!!」
異世界ファンタジー冒険譚と最強ブラコンコメディ―のどちらでも楽しめるこの作品、大好きで読み続けたくなります!
久しぶりにこちらを読みました。BL漫才のようのテンポのよさで、ついこっちもそういう話かと思いましたが、そんなわけないですよね。読んでいて楽しいのはどちらもらいっしょです。