慇懃無礼戦士☆オジャマン

芦土 杏奈

第四話 オジャマン、プロモーションビデオを撮る(脚本)

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〇古いアパートの部屋
  前回までのあらすじ──
  オジャマンは『悪の組織』のアジトで全力でくつろいだ!
  オジャマンは、アジトでの馴染みレベルが1上がった!
親玉(拝啓、田舎の母上様。おかげさまで世界征服は順調です)
親玉(邪魔をする奴はいますが、私がいつもボコボコにやっつけているので心配しないでください)
親玉(計画通り『セカコワ☆』も完成しました。今日は、とうとう『セカコワ☆』のプロモーションビデオの撮影です)
親玉「それじゃあ、『セカコワ☆』にピントを合わせて・・・ん? 何かカメラに変なものが・・・」
オジャマン「親玉さん、田舎のお母様に嘘の手紙は良くないと思いますよ? もうちょっと私の活躍も書いていただかないと・・・」
親玉「うわーー!! どこから出た!?」
親玉「それに、人の手紙を勝手に読むなー!!」
オジャマン「どうも、オジャマ☆していまっす♪」
親玉「正義の味方が不法侵入とは、いい度胸だな!!」
オジャマン「いえ、ちゃんと玄関から招かれて入りましたよ?」
親玉「な、何っ!? 一体誰がそんなことを!?」
手下A「イー! (すみません、俺です。袖の下を貰っちゃってつい・・・)」
親玉「な、何だと!? お前、金に目が眩んでこんな奴に悪の魂を売ったのか!」
手下A「イー! (こ、このお金で、今日の夕飯のおかず、一品増やせると思ったんです~!)」
親玉「許す! いつもひもじい思いをさせてすまん!」
オジャマン「おやおや、本当にみなさん仲がよろしいですねえ」
オジャマン「これっぽっちのお金で感動的なシーンが見れるなんて、なんだか得した気分です」
親玉(くっ・・・相変わらず慇懃無礼な奴め!)
オジャマン「ところで親玉さん、今日は一体何の撮影会なのですか? とても楽しそうですね。 私も何かお手伝いしますよ!」
親玉「余計な世話だ!」
オジャマン「まあまあ、一緒に『セカコワ☆』を作った仲じゃありませんか」
親玉「壊したの間違いだろうが!」
親玉「それに、今日はその『セカコワ☆』のプロモーションビデオを撮るのだ! これ以上邪魔は──」
オジャマン「なんと! 『セカコワ☆』のPVですか!」
オジャマン「それならぜひ私が『セカコワ☆』の素晴らしさを世界中の方々に広めてみせましょう!」
オジャマン「さて、どんな風に説明しましょうか・・・」
親玉「ちょ、やめろ! 『セカコワ☆』に近づくな!」
ジャマ子「ちょww慌てすぎwww近づくだけでも壊れるとか?ww」
オジャマン「そんなはずないでしょう、ジャマ子さん。見た目はちょっとアレですが、これでも立派な秘密兵器なのですよ?」
親玉「見た目がアレとはどういう意味だ!」
オジャマン「あ、親玉さんはそのままカメラを回してくださいねー」
親玉(・・・くっ。人の話を聞かない奴め!)
  オジャマンは『セカコワ☆』の前に立ち、PV用の説明を始めた
オジャマン「さて、この可愛らしいサイズの玩具みたいなものが、『悪の組織』の最終兵器です!」
オジャマン「その名も、『これで世界をぶっ壊す☆』略して『セカコワ☆』!」
オジャマン「あえてダサい名前にすることで、印象に残るようにしているんですね。 素晴らしい戦略です」
親玉(こ、こいつ喧嘩売ってるのか?)
オジャマン「この『セカコワ☆』今にも壊れてしまいそうですが、実は頑丈にできているみたいで・・・」
オジャマン「おや? ここグラグラしますね?」
親玉「やめろ! せっかくできたのにまた壊す気か!?」
親玉(いかん! このままではまたいつものように『セカコワ☆』を破壊されて終わりになってしまう!)
親玉(どうにかして、奴の意識を逸らさねば・・・!)
親玉「コホン・・・オジャマン君、『セカコワ☆』のPVよりも、先に君だけを撮ってもいいかな?」
親玉「『セカコワ☆』とは別撮りしたいなーと思ってだな」

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