23 真に恐るべき者(脚本)
〇空
マリリン「ふぅっ!? ハッ、ハッ、ハッ!?」
イスランド兵3「おっ、お、落ち、落ち、着いて・・・ 大丈夫、大丈夫、だから・・・ 大丈夫、大丈夫です・・・」
アデライーデ「オイ、アンタら・・・」
???「グルルォ──(おい、姉貴──)」
〇空
ミスリル「ゴルル、グルウゥウ・・・(コレは、姉貴の責任だ・・・)」
〇空
アデライーデ「・・・何がさ」
ミスリル「グル、ゴルル?(その2人に、ちゃんと教えたのか?)」
ミスリル「グルグ、ウルル(お前らが気軽に尻に敷いてる者が、如何なる者かと)」
ミスリル「グルルゥウゥ──グル、ゴルル(快適な空の旅を続ける為──一撃で仕留める、合わせろ姉貴)」
ミスリルから膨大な魔力が立ち上る
それは、巨大なドーカのプレッシャーをはね除けて余りある、絶大なものだった
〇海辺
成体ドーカ「ブビェッ!! ゴビェッ!!! ブビエェッ!!!!」
ミスリルの絶大な魔力を感じた巨大なドーカが反応する
ミスリルの全身を飲み込まんばかりの不浄の飛沫が幾つも放たれる──
〇空
しかし、ミスリルは飛沫の射線を放たれる前に見切り、既にかわしていた
マリリン「あ、あれ? アイツのプレッシャーが消えた? それどころか・・・なんだか魔力がモリモリっと湧いてくる!?」
イスランド兵3「清らかな魔力でケツが・・・熱い! コレは、ミスリルの魔力!?」
アデライーデ「アンタらの為にミスリルがやってくれたんだからさぁ・・・ もうちょっと品の良い感想を言っておくれよ・・・」
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