妖し神 【REMIX】

はなみや

捌 神籠塔「祈使初級」①(脚本)

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〇神殿の門
翡翠「ようこそ!神籠塔へ!」
翡翠「アタシは神籠塔のスタッフ「翡翠」です! 今から貴方達の手伝い役として働きます!」
筑瀬洋花「す、スタッフーーー!?」
翡翠「はいスタッフの「翡翠」です! これからよろしくお願い致します!」
筑瀬洋花「よろしくお願いします!洋花と言います!」
柊桃奈「桃奈です。こちらこそよろしくお願いします!」
翡翠「確か...洋花さん達は...「祈使初級」ですよね!」
筑瀬洋花「はい!私達、「祈使初級」の者です」
翡翠「わかりました!では少しだけ待ってください!」
翡翠「──「神籠塔への新しき冒険者、『洋花、桃奈』祈使初級、広間の間へ。」」
翡翠「はい、これで神籠塔へ行けるようになったと思います!」
翡翠「アタシが案内するので、ついてきながら神籠塔への知識を高めてください!」
翡翠「まずは建物の案内からしますね」

〇洋館の玄関ホール
翡翠「ここは広間、いわゆるロビーです。 祈使初級の方用のロビーです」
翡翠「二人方からの右の部屋には食堂で、 左の部屋には武器屋です」
翡翠「他にも魔法薬、図書室などあるのでぜひ見に来てくださいね!」
翡翠「では次、冒険者宿泊所へ向かいましょう」

〇城の廊下
翡翠「ここは、冒険者個室の廊下で...二人が入る部屋は...」

〇城の客室
翡翠「ここは二人用のベッドがあり、風呂、洗面所などあります!」
翡翠「ぜひ生活する際使ってください!」
翡翠「では、次に冒険者の特訓について説明します!」

〇魔法陣2
翡翠「冒険者が特訓する日は週に3回で、」
翡翠「その冒険がある日は午前朝六の刻から 午後五の刻まで冒険します。」
翡翠「ちなみに洋花さん、桃奈さんたちは明日3日連続冒険します!」
翡翠「冒険の内容については、机においてある紙を御覧ください。」
翡翠「次の説明、「その他の説明について」です」

〇城の客室
翡翠「もし今の自分の魔力を確認したいならば...」
翡翠「この「魔力確認機」の電源を押して 確認してください」
翡翠「もしも魔力が上がった際には手伝い役のアタシにお声掛けくださいね!」
翡翠「これにて説明は終わります。なにか質問とかありますか?」
柊桃奈「朝は必ず食堂へ行くべきですか?」
翡翠「行かなくても構いません」
翡翠「もしも行かない場合は私がその冒険者の分の飯を作ります」
翡翠「食堂に行く場合は午前六の刻から食堂は開いてます。そこで食べても構いませんよ!」
筑瀬洋花「...外に出られることは可能?」
翡翠「可能...ですが、午後の刻の宵は祈使初級だと倒せないような怪物が彷徨いています。 行く際は気をつけてください。」
翡翠「他に質問は....」
筑瀬洋花「ないです!」
柊桃奈「特に今のところはないですね。」
翡翠「分かりました!では明日から二人は冒険をするので頑張ってください!」
翡翠「アタシは常に二人方のそばにいるのでご安心を!」
翡翠「では、ちょっと他の仕事があるので私はこれにて失礼します!」

〇城の客室
柊桃奈「すごい親切な説明だったね。」
筑瀬洋花「翡翠ちゃんって呼ぼうかな??」
柊桃奈「いやぁ..相手は神様かもしれないし あんまそのまま呼びはよくないと思うけど...」
柊桃奈「まあ洋花ちゃんがそう言うなら別に良いけどね。」
筑瀬洋花「てかなんか凄いホテルみたいな感じだった!」
柊桃奈「似てるところもあるかもね。」
柊桃奈「──で、なんだっけ、翡翠さんが言ってた 紙って」
筑瀬洋花「これの事じゃない?」
筑瀬洋花「よ、読めない...」
柊桃奈「あ、貸して!その紙。。私が持ってる闇魔法 でなんとかできるはず」
柊桃奈「それ!万象を隠す理の闇よ。  失われし言葉の影を払い、真実を我が眼に返せ―― 闇記解」
柊桃奈(まて...ちょっと厨二病みたいだった...)
筑瀬洋花「あ、文字読める様になった!ありがとう桃奈ちゃん!」
柊桃奈「さて...その冒険説明とは...」
  【冒険説明】
  壱、冒険者は必ず今の魔力の位所持者と全員で朝礼しなきゃいけない。
筑瀬洋花「きつそうだな...」
  弐、冒険中に関しての内容
  ・休みをとっても構いません。
  ・祈使初級の冒険場は近くの山で冒険します。
  ・妖霊露使用可能。また途中で体の具合が悪くなり始めたら即時に冒険を辞めること(近くにいる手伝い員に言いましょう。)
  ・また冒険中では途中から個人冒険をします。何か問題事が起きたら魔力確認機で
  手伝い役に問い合わせを。
  ・(魔力確認機は魔力確認以外にも連絡する時にも使えます)
  参、禁止事項について
  ・冒険相手を暴行してはならない。
  ・冒険場所から出ないこと。
  以上冒険内容である。
柊桃奈「ふんふん、内容は分かった。洋花ちゃんは何かわかんないところは...?」
筑瀬洋花「特にないかなー」
柊桃奈「おっけ、じゃー...」
柊桃奈「自由時間にうつろう!」
筑瀬洋花「ん、」
柊桃奈「私はちょっとここで景色を眺めてるよ」
筑瀬洋花「私はちょっと図書館寄ってみる」
柊桃奈「おっけー」

〇英国風の図書館
筑瀬洋花(い、意外とひっっろっっ!?)
筑瀬洋花(そ、そうだ、私は神犹様ていう創造神の事を詳しく知りたい)
筑瀬洋花(んー、でもなんか探すのめんどいんだよなー...)
図書館長「おや、なにかお探しでしょうか?」
筑瀬洋花「あ、はい!あります!」
筑瀬洋花「か、神犹様ていう創造神の事を詳しく書かれてる本てありますか?」
図書館長「あー、ありますけど...今その本は 他の冒険者に読まれている状態なので...」
図書館長「その本が返された時に見たほうが良いですよ!」
図書館長「あの左側の柱の近くにおいてあるはずなので、もしあったらお読みください!」
筑瀬洋花「あ、分かりました!説明ありがとうございます!」
図書館長「いえいえー」

〇洋館の玄関ホール
筑瀬洋花(探索してるだけで迷子になりそうだ...)
筑瀬洋花(翡翠ちゃんが言ってた、魔法薬とはどこなのだろう...)
翡翠「あ!洋花さんじゃないですか! 今何をなさってるんですか?」
筑瀬洋花「あのー、魔法薬屋みたいなところ行きたんですけど...どこにあるのかわからなくて...」
翡翠「魔法薬屋...ですね?アタシについてくれば 行けるはずですよ!ついて来てください!」

〇薬屋
筑瀬洋花「わぁ...おっしゃれ...」
翡翠「確かにここはおしゃれな場所ですよね!」
筑瀬洋花「しかもなんか凄い物ある...!」
翡翠「んん?例えば...」
筑瀬洋花「こ、この左に置いてあるやつとか...」
翡翠「ああ!これは魔除けですね!この魔法薬屋 魔法薬以外にも沢山売ってるんですよ! 例えば...」
筑瀬洋花「なんですか?これ...」
翡翠「これは昔神籠塔にいた「霊導上級」 の方が倒した悪龍のうろこです! この世に12個ぐらいしかありません!」
筑瀬洋花(12個....!?)
翡翠「あ、あとこれは...」
翡翠「これは妖霊露の特別水「大妖霊露」ですね!これは魔力が強くなるわけではなく、 精神力とかが強めます」
筑瀬洋花「へぇ...にしてもいっぱいあるんですね...」
翡翠「なにか買いたい物とかありますか?」
筑瀬洋花「特にないですね...!」
翡翠「そうですか!ならいつか買ってみるのも良いと思います!」
筑瀬洋花「そうですね!」

〇鍛冶屋
翡翠「ここは武器屋、いわゆる鍛冶屋でもあります!」
筑瀬洋花(なんか、あそこの鎌つよそー...)

〇城の客室
  夜
柊桃奈「どうだった?図書館楽しかった?」
筑瀬洋花「うん、色々楽しかったけど、他のところも色々みたよ!」
筑瀬洋花「本当に、ホテルのお土産屋さんみたいなところだった!!!」
柊桃奈「へぇえ..そんなのがあるんだ....」
翡翠「洋花さん、桃奈さん、そろそろ夜飯の時間です!食堂へ行きますか?」
筑瀬洋花「じゃあ、食堂で夜飯食べに行ってきます!」
柊桃奈「では私もそうします」
翡翠「了解です!食堂ですね!」

〇古民家カフェ
筑瀬洋花「わわ、ここもおっしゃっれー...」
柊桃奈「なんか祈使初級の冒険者達、人多い...」
筑瀬洋花「多分ここの冒険者達この世の人だと思うんだけどねー」
柊桃奈「まあ...とりあえず座ろっか」
筑瀬洋花「だね」

〇洋館の玄関ホール
  食べ終わった後
柊桃奈「はぁ...一杯食いすぎて眠い...」
筑瀬洋花「でも、お風呂入んなきゃ、明日大変だよ!」
柊桃奈「まあ分かってるけど、さすがに風呂無しはきついからね...」
筑瀬洋花「とりあえず部屋戻って風呂はいろ!」
柊桃奈「そうだね!」

〇西洋風のバスルーム

〇城の客室
柊桃奈「とりあえずおやすみ。 明日頑張ろう!」
筑瀬洋花「そうだね、おやすみ」
筑瀬洋花「...」

〇洋館の玄関ホール
翡翠(はぁ...、アタシもそろそろ準備をしなければいけません...)
翡翠「て、誰です?こんな遅くに...」
  「誰か開けてほしいの。今門をノックしたの。」
翡翠「門...」
翡翠「...一応誰なのか、確認して悪者さんだったら私が倒します!」
翡翠「はーい、今行きまーす!」

〇神殿の門
翡翠「え...あなたは...」
小宮翠衣「あら、神籠塔の使い人じゃないの...それに、◯◯の...」
翡翠「え、っと、どういったご要件で...」
小宮翠衣「洋花に会いたいの。今すぐできる?」
翡翠「よ、洋花さん!」
翡翠「いや、駄目です。この時間洋花さんは今寝ています」
小宮翠衣「そうなのね....」
小宮翠衣「じゃあ、明日の冒険で待っているわ。」
翡翠「あの人って...確か...」
翡翠「いや、もう夜遅いですし、アタシも寝ましょう」
翡翠「...」

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