可愛いね(脚本)
〇明るいリビング
ある日の夜──
ふたりの間に、微かに甘い雰囲気が帯びはじめた
安東 純名「主計くん、可愛い」
安東 純名「ぜんぶ食べちゃいたいくらい可愛い」
西宮 主計「純名さん、あの・・・」
西宮 主計「俺のこと、か、かっこいい、とかは・・・思わないんですか?」
安東 純名「・・・?」
安東 純名「思ってるよ。 いつもかっこいいなぁって」
西宮 主計「え、いつも!?」
西宮 主計「へへ、そうなんですね。いつもかあ・・・」
安東 純名「うん、でも・・・こういうときはね、可愛いなぁって」
安東 純名「・・・嫌?」
西宮 主計「嫌じゃないです!!」
安東 純名「・・・ふふ」
安東 純名(ね、だから言ったでしょ?)
安東 純名(可愛いって)