読切(脚本)
〇田舎の病院の病室
彼女、新美とオレ、久彦は付き合っていた
だが、新美に原因不明の心臓の病気が襲いかかる
〇病院の診察室
橘 久彦「先生!新美を助けてくれ!この通りだ!」
オレは必死に懇願する
医院長 荒木「ドナー登録画見つからない以上は難しい・・・」
立ちはだかる壁、彼女を救うにはドナー提供を待つしかない・・・
彼はダメ元でドナー適正検査を受けることに・・・
医院長 荒木「な・・・なんだと!」
ドナー適正は◎だった!
橘 久彦「よっしゃ!コレで彼女を救える!!!」
だが、医院長の言葉からはとんでもない言葉が出てきた・・・
医院長 荒木「それは出来ない・・・例え、ドナー適正があっても勝手にすることは許されない」
ドナーに関する法律の壁・・・
〇田舎の病院の病室
もう少しで彼女の新美の誕生日だった
新美 父「もう少しで誕生日だな」
新美 母「おめでとう!新美」
久彦 母「おめでとうね」
久彦 父「うちの息子とこれからも仲良くな」
祝いの場に突如、彼女が苦しみだす
石垣 新美「うぅ・・・うぁぁぁぁ!!!!!」
彼女の危機に誰しもが絶望した、その時
医院長 荒木「ドナーが見つかりました!」
ドナーが見つかった
〇手術室
久彦 母「そ、そんな!久・・・彦・・・・・・」
久彦 父「う・・・うそだろ!」
新美 母「久彦・・・君」
新美 父「お、お前・・・」
石垣 新美「久彦・・・」
実はドナーは久彦だった、彼女である新美の誕生日プレゼントとして自分のドナー提供をしたのである。