夕食の準備(脚本)
〇コンビニ
名俣「さて、来たよコンビニ」
名俣「食事が24時間、 いつでも売ってるんだ」
名俣「つまり、いくら家に物がなくても困らないってワケ」
ベネ「・・・あの、料理とかは」
名俣「・・・・・・」
名俣「リョウ、リ?」
ベネ(あ、ダメだこの人)
名俣「カウ、ワタシ?」
名俣「コンビニ、サイコウ?」
ベネ「・・・・・・」
ベネ「ヤバい、壊れたよこの人・・・」
〇コンビニのレジ
コンビニ店員「いらっしゃいませー」
名俣「まず入ったら奥へ」
ベネ「あの・・・奥には何が?」
名俣「奥にはね、なんとなんと」
名俣「コンビニおにぎりがあるんだ」
ベネ「・・・こ、コン?」
名俣「コンビニおにぎり」
名俣「とりあえずで食べるには最適の一品だよ」
ベネ「そうなんですか?」
名俣「次はこれ」
ベネ「パン・・・ですか?」
名俣「朝はご飯派?パン派?とよく聞かれるけど」
名俣「夜はどっちも行くよね」
ベネ(・・・そうかなぁ)
名俣「そして最後がこれ」
ベネ「今度はパスタですか」
名俣「そう。これで夕食の準備は完了」
名俣「あとは・・・」
〇女の子の一人部屋
名俣「家で食べるだけ! いっただきまーす♪」
ベネ「い、いただきます」
ベネ「お、おいひい(おいしい)!」
名俣「でひょ?(でしょ?)」
ベネ「はい・・・! コンビニ料理がこんなに美味しいなんて!」
名俣「ふふふ、最高だね」
名俣「・・・」
名俣「・・・・・・・・・」
ベネ「え?どうしました?」
名俣「いや、こっちの話」
名俣(ベネちゃんの手前格好つけようとしちゃったけど)
名俣(せめてチューハイとアイスとチキン位は買っておくべきだったなあ・・・)
ベネ「・・・・・・?」