ドラキュラ伯爵の日常

えびまよ

エピソード4 おっとサンジュレクトーレ(脚本)

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〇シックなカフェ
魔王「話していたらもう夕方だ」
サンジュレクトーレ「おっと、電話です。はい、もしもし、はい、え!・・・そ、そうですか・・・はい・・・ありがとうございます・・・」
魔王「内容は?」
サンジュレクトーレ「そ、それが・・・」
サンジュレクトーレ「AAA(国際医療専門ドラキュラ学校)の入学は取りやめ、つまり、トラコさんは入学しなくて良いことになります」
魔王「はあっ!?」
魔王「な、ならば・・・こほん、ってことなので、ばいばい〜〜」
トラコ「な、何だよアイツラ」
コウモリ「ぅあん!ぁんぁん!」
トラコ「コウモリちゃん!よーしよーし、さびしかったねぇ?」
トラコ「ん?なんか忘れているような・・・あ!おばちゃん!」
トラコ「行くよコウモリ!」
コウモリ「ぅアン!」

〇広い厨房
もふもふ店のおばちゃん「グーグー」
トラコ「おばちゃん!」
  必死に起こす!
「ウァン!」
トラコ「コウモリ!」
トラコ「手伝ってくれ!」
コウモリ「ゥあん!うううううううううううう・・・・」
もふもふ店のおばちゃん「いっっっっっっっったああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もふもふ店のおばちゃん「ちょっと!」
もふもふ店のおばちゃん「痛いじゃない!桜!桜!」
もふもふ店のおばちゃん「あれ?桜は・・・」
トラコ「さっき蛇が出たんですよ。怖くて逃げちゃいました」
もふもふ店のおばちゃん「あぁ、小麦ちゃんかい?あのこはうちのペットだよ!逃げ出したのかい?」
トラコ「逃げましたけど、ちゃんと捕まえました!」
もふもふ店のおばちゃん「そうかい!良かった良かった!」
もふもふ店のおばちゃん「じゃあ、私は明日の仕込みにかかるから」
トラコ「頑張って!」
トラコ「はぁ・・・」
コウモリ「くぅん?」
トラコ「大丈夫だよコウモリちゃん」

〇地下室
  レトセス魔王国
  地下牢では
魔王「この、役立たず!」
「きゃぁ!」
サンジュレクトーレ「すいません!次はちゃんとします!だから・・・ひゃぁ!」
魔王「今日からお前はこれだ!」
魔王「髪もピンクから栗色だ。礼儀がなっていない人への罰の意味を表す色だ」
サンジュレクトーレ「くっ・・・」
魔王「では、今日の夕食だ」
魔王「我が国の個体少量栄養食「ベタミン」だ。大事に一つずつだ。次の配布は一週間後だ。大事に食べるんだぞ」
サンジュレクトーレ「はい」
サンジュレクトーレ「くそ、あんのトラコのせいでこんな目に・・・」
サンジュレクトーレ「レクトーレの中でも上位だったから皆の支援を受けて出世したのに・・・もう村に戻れない・・・」
サンジュレクトーレ「しかも、村はレㇳセス魔王国、国民奴隷制度のせいで全員奴隷」
サンジュレクトーレ「村のばば様が言っていた予言は本当?」
魔王「一つ言い渡し忘れていた」
魔王「ココで使える。蝋燭の火を消すと、作業員が来るからな」
サンジュレクトーレ「おかね・・・か」
サンジュレクトーレ「随分と懐かしい」
サンジュレクトーレ「うふふ、」
  続く。

〇シックなカフェ
  次回予告!
魔王「今回は国の代表できた」
魔王「サンジュレクトーレの企みとは・・・?」
魔王「続くっ!」

次のエピソード:エピソード5 おばちゃんの過去

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