旅路

月の獣

4話 出発(脚本)

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〇立派な洋館
ルナ「旅がしたい?! 旅なんかより城の中でわいわいしてた方がよっぽど面白いんじゃないのかしら?」
サナ「いえいえ。 もう城での生活には飽きたのよ... それに...」
エル「お嬢様ーーっ!」
サナ「ちょうどいい所に来たわね」
エル「も、もしかしてもうあの話を?」
サナ「そうね」
ルナ「あれ、エルさんが何か関係あるのですか?」
サナ「エル、見せてあげなさい」
エル「はいっ!」
ルナ「弓・・・?」
エル「私は弓を扱う力があります。 ですから・・・旅に連れて行っていただけますか??」
サナ「そして、私も少しだけ城の道場で剣術を身につけたのです」
サナ「どうか、お願いします・・・・・・」
ルナ「・・・」
ルナ「・・・しょうがないわねぇ」
ルナ「明日の朝、出発よ。急いで準備しなさい!」
「ありがとうございます!!!!」

〇基地の広場
ルナ「・・・」
サナ「あれ、もういた!?」
エル「おはようございます!」
ルナ「さあ行くわよ!足引っ張らないでよね!」
エル「はい、もちろんです!」

〇霧の立ち込める森
ルナ「こっちよ、足元気をつけて」
サナ「ありがとうございます!」
ルナ(きっと、この人たちが付いてきた理由は・・・まぁ、おそらく・・・)
ルナ(古代魔法学・・・か、突如現れた謎の大穴・・・ どちらかよね)
エル「えっと、これからどこへ行くのでしょう?」
ルナ「あれ、言ってなかった? ごめんなさい」
ルナ「魔法学図書館。私が急いで向かっても2週間はかかる場所よ」
エル「魔法学・・・そういえば最近何か魔法学の噂が流れていましたね・・・」
サナ「確か・・・古代魔法・・・でしたっけ?とんでもないものが見つかったと聞いたことはありますね」
ルナ「そうね。具体的に言うと・・・」
ルナ「うわっ、魔物!全員氷漬けにしてやる!」
サナ「うぉ・・・」
エル「素早い・・・」
サナ「魔法学・・・ですか。今回の大穴についても何か関係あるかもしれない・・・」
エル「そうですね。城を抜け出して来たんです。あの大穴の謎は解明しなければ」
サナ「はい。頑張りましょう」
サナ「ということで、私達もルナさんに応戦しにいきましょう!」
エル「はい!」

次のエピソード:五話 水の霊

コメント

  • 新章突入といった第4話ですねー!
    どんな旅になることかと思っていたら、エルさんがさらりとお着換え!? 凝視してしまいましたww

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