主人公がこんなおっさんでいいものか?#5(脚本)
〇怪しいロッジ
前回のあらすじ
世界線人「僕はこのワールドの創造神だ」
世界線人「そしてはると君はこのワールドの主人公となり残り3つのワールドの創造神の封印を解いてほしいんだ!!」
〇怪しいロッジ
はると(転生)「全然理解出来ない」
天青「理解出来ないのも無理ないでしょう」
世界線人「まァー僕たちも手伝うから大丈夫さ」
世界線人「それに4人の創造神の神想(シンソウ) を使えばはると君を元のワールドに 送り返せるしさ」
はると(転生)「いや、でも俺はこう見えて中身はオッサンだよ?」
はると(転生)「”こんなオッサンが主人公”で良いの?」
世界線人「大丈夫大丈夫」
世界線人「あと僕の神名を教えておくよ 僕の名は『天流』」
はると(転生)「えッ?じゃあ轟雷氏死野武はどうするの?」
世界線人「奴の目的は全てのワールドヒューマンを 洗脳し今あるワールドを消し 新たなワールドを造ること」
はると(転生)「新たなワールドってどんなワールド?」
世界線人「そりゃぁ〜素晴らしいワールドだろうな」
世界線人「奴がいいやつならな」
天青「天流様」
世界線人「そうだな」
世界線人「今からはると君には新たな 姿に変わってもらう」
はると(転生)「なんで?」
世界線人「轟雷氏と間違えられないためさ」
世界線人「天青頼んだ」
天青「承知」
天青「転生!!」
世界線人「お〜カッコよくなったね〜」
天青「これからはると君はいくつ者強敵と戦うから 技や魔法をいくつか伝術した」
世界線人「気が利くね天青は」
世界線人「じゃさっそくこいつと戦ってもらおうか」
世界線人「転送!」
〇数字
世界線人「着いたよ」
はると君「ここは?」
天青「ここは数式テレポートで来れる 創造ワールド」
はると君「コレはどこの世界?」
世界線人「コレは僕の創造で創り上げたワールドだよ」
天青「はると君 安心してください このワールドは天流様と私以外の外部からの浸入が不可能のワールドです」
世界線人「説明ありがと じゃさっそく天青に伝術してもらった技を見せてもらうよ」
天青「天流様 私は一度現ワールドに戻ります」
世界線人「そうか 頼んだよ」
はると君「あれ?天青さんは?」
世界線人「気にしない気にしない」
世界線人「出ておいで〜」
砂骨「天流様!?」
世界線人「紹介しよう この子は砂骨(サッコツ) このワールドの警備をしている者だよ」
はると君「よろしく」
砂骨「こちらこそ」
砂骨「天流様、今日はどういったご要件で?」
世界線人「砂骨、今日ははると君トと勝負してほしい」
砂骨「加減は?」
世界線人「そうだな〜 今日は取り敢えず2割で頼むよ」
世界線人「押されるぐらいなら4割で頼む」
砂骨「承知」
世界線人「それじゃ始め!」
はると君「いきなり過ぎ!!」
世界線人「当然よ〜 勝負に始まりはないから いつ始まるかわからないでしょ? より実戦に近づけるためさ」
砂骨「うおーぉお!」
はると君「ゥグ」
はると君「こ、この!」
砂骨「・・・」
砂骨「あれ?攻撃した?」
はると君「な、何!?」
はると君「な、なら!」
はると君「!?」
砂骨「そんな闇雲に攻撃しても当たらな──」
はると君「フッ」
砂骨「な、何!?」
砂骨「初めからこれが狙いか」
はると君「2割で頼まれるくらい砂骨は強いからまともにやり合っても勝てない」
はると君「俺はそう思ったから動きを止めようと思ってね」
はると君「この勝負俺の──」
はると君「!?」
砂骨「うおーーーーぉお」
はると君「樹木魔法が」
はると君「こうなったら!!」
はると君「ハーッ!!」
砂骨(炎化)「きかんな」
砂骨(炎化)「次はこっちの番だ!!」
砂骨(炎化)「な、何だ!?」
世界線人「外部から邪気が浸入しようとしている」
砂骨(炎化)「しかし外には天青様が──」
世界線人「まずい このままだと敵が浸入してくる」
はると君「でもさっき天青は外部からの浸入は天青と天流だけしかって──」
世界線人「天青が負けた可能性がある」
はると君「つまり天青は・・・」
世界線人「破られた可能性はあるが まだ生きている」
世界線人「奴らは入ることができても出ることが出来ない」
世界線人「だから天青はわざとここへ誘い込んだんだ」
警備システム起動
警備システム起動
警備ロボット13型「一班から五班は門を警備しろ」
警備ロボット13型「6班から9班は天流様及びワールドを守れ」
警備ロボット13型「他の班は私と殲滅にかかる」
「リョウカイ」
警備ロボット13型「天流様たちは安全なところへ」
世界線人「いや、天青を倒すほどの者だ 俺も戰う」
「リョウカイ」
1型量産「敵発見 殲滅にかかる」
警備ロボット13型「門の警備班がもう破られた!?」
警備ロボット13型「く、くそ!」
警備ロボット13型「一斉射撃!」
警備ロボット13型「続けて撃て!!」
1型量産「故障した 機能停止する」
ラゼル「やはり量産はあてにならんな」
ラゼル「そこのメカ型も邪魔だな 消えろ」
警備ロボット13型「グハーッ」
世界線人「破壊の神、ラゼルがなぜここに!?」
ラゼル「久しいの天流よ」
ラゼル「俺は昔、貴様との勝負で破れ炎を使えなくなってしまった」
ラゼル「そのおかけで貴様は炎の使いとなれた」
ラゼル「見よ、そのおかけでこの姿」
世界線人「なぜ貴様がここにいると聴いている!! 応えろ!!」
ラゼル「轟雷氏死野武が天流を倒せば俺を新たなワールドの4天之王漢武の一人としてやると言われてな」
世界線人「貴様まさか奴の言葉を本気で信じてるのか?」
ラゼル「馬鹿めが! 新たなワールドになれば俺はヤツを真っ先に殺りこのワールドの創造神となるのだ!!」
世界線人「そんな勝手なことさせるか!!」
世界線人「ファイヤーライン」
ラゼル「貴様も落ちだものだな」
世界線人「な、何!?」
ラゼル「斬撃波」
世界線人「グハっ な、なんて攻撃力」
はると君「それ以上好き勝手させるか!!」
はると君「必殺!!斬撃光」
ラゼル「こ、この技は!?」
ラゼル「グハーッ」
はると君「止めだ!! 奥義!!正軒激!!」
ラゼル「なんて重たい攻撃なんだ」
はると君「天流大丈夫?」
世界線人「あぁ助かったありがとう」
世界線人「しかし天青のやつ自分の技すべて伝術するとは」
はると君「良かった〜 なら早く元のワールドへ戻ろう」
世界線人「そうだな」
世界線人「転送!!」
〇怪しいロッジ
世界線人「天青ー!!」
天青「すみません天流様」
世界線人「無事で何よりだ」
世界線人「一応ここも警備システムを付けておこう」
天青「ありがとうございます」
はると君「俺決めたよ」
世界線人「へ?」
はると君「俺ここのワールドの主人公になって元のワールドに戻るよ」
はると君が主人公になりました。
はると君「うわッなにこれ?」
世界線人「はると君が正式にこのワールドの主人公になったって事だよ」
世界線人「1ついい忘れてた 他の創造神の封印を開放するには そのワールドの主人公と協力する必要があるんだ」
はると君「良し!!頑張って創造神を救けるぞ!!」
次回へ続く