エピソード1(脚本)
〇近未来の手術室
ヘイロー「『親父、調子はどう?』」
ヘイルトゥリーズン「『うむ。順調だ』」
ヘイロー「『あれか?生物学と医学だよな。』」
ヘイルトゥリーズン「『もしかしたら人の役に立つ。そう思って私はこれまでに物理学の研究をしてきたのだ。』」
ヘイロー「『何の研究だったけ?』」
ヘイルトゥリーズン「『ロベルトが外で待っている。おまえを呼んでいたぞ』」
ヘイロー「『分かった。行ってみるよ。』」
〇大きい研究所
ヘイロー「『よう、ロベルト。どうした?』」
ロベルト「『異兄さん。これを見てくれ』」
ヘイロー「『!?』」
ロベルト「『そう言えばセクレタリアトなら何か知っているかもしれないが今、どこにいるのか..................』」
ヘイロー「『セクレタリアトか。確か父さんの研究を助けている助手だよな!?』」
ロベルト「『あぁ、そうだ。しかし、先月、辞められたからな。異兄さんは別の仕事があっただろう?』」
ヘイロー「『そうだったのか。この前、久しぶりに出会ったばかりなんだけど..............』」
〇岩の洞窟
セクレタリアト「『さてそろそろ始めますか...................』」
〇豪華な社長室
サンデーサイレンス幼少期「・・・・・・・・・」
ヘイロー「どうしたんだ?サンデーサイレンス?」
サンデーサイレンス幼少期「・・・・・・・・・・・・・・・!?」
ヘイロー「うむ。文字を覚えさせるべきだったか。しかし、学校はお金がかかるからすまんな。・・・・・・・・・・・・」
サンデーサイレンス幼少期「・・・・・・・・・・・・・・・」
ヘイロー「サンデーサイレンスにはこれをやる。私が若い頃に日本に仕事で遠征した時のだが。気にいったか?」
サンデーサイレンス幼少期「♪♪」
ヘイロー「そうか。気に入ったか。それではおやすみなさい」
〇駅前ロータリー(駅名無し)
ヘイロー「やあ、セクレタリアト。うちの研究所辞めたのか?」
セクレタリアト「そうだな。でも君の親父さんにも感謝しているのさ・・・・・・」
ヘイロー「そうか。良い仕事が見つかると良いな。」
セクレタリアト「ほんまにあんたを殺さないといけないのだろうな」
ヘイロー「なに!?」
セクレタリアト「あんた知らなかったの。うちの新しい仕事が暗殺者とは」
ヘイロー「それは本当か!?」
セクレタリアト「そうだとも。ではここで退場願おう」
ヘイロー「サンデーサイレンス。死なないでくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
ロベルト「ブライアンズタイムか。嫌な胸騒ぎがするんだ」
ブライアンズタイム「・・・・・・・・・・・・・・・」
ダンジグ「ロベルト。遅くなってすまん。ヘイローが死んだ。即死だったよ」
ロベルト「そんな・・・・・・ 嘘だろ・・・・・・ 冗談だろ・・・・・・」
ダンジグ「おまえの心境を考えて本当は死亡鑑定結果、渡したくなかっだが」
ロベルト「兄さん。・・・・・・・・・」
ダンジグ「そこで提案だ。サンデーサイレンスを日本のいるシンボリルドルフに渡してみないか?」
ロベルト「そうするよ。じゃないと彼の安全が保たれない」
ロベルト「ブライアンズタイム。おまえだけは父と一緒だからな」
ブライアンズタイム「♪」
〇屋敷の門
シンボリルドルフ「君がサンデーサイレンスだね。私はシンボリルドルフ」
サンデーサイレンス幼少期「♪」
シンボリルドルフ「苦労はさせないよ。日本での生活は慣れていないだろうから苦しいと思うけど・・・・・・・・・」
シンボリルドルフ「とりあえずうちへお入り」
実在する競走馬、それも種牝馬の実名でイケメン擬人化とは、ウマ娘の向こうを張った斬新なアイデアですね。シンボリルドルフが羽織り着物に日本刀まで差している姿はかなりシュール。