こちら、私立華咲学園。 ~シーズンI・華咲学園は今日もにぎやか~

Kululu

エピソード2(脚本)

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〇ファンタジーの教室
細木 侑紀奈「おはよう、理沙」
末石 理沙「おっはよ~!!」
  理沙は一番の親友。
  転校してきた私に最初に話しかけてくれた。
  細木侑紀奈︰母の再婚で急にお嬢様となり、お嬢様学校転校してから2年が経ち今に至る。
  末石理沙︰普通よりはお金持ち程度の特に何の変哲もないお嬢様だが、とても親切。
薗 愛美「ほら、あなたたち。もうすぐ朝会よ」
末石 理沙「は~い!」
細木 侑紀奈「いつもありがとう、愛美。」
薗 愛美「このぐらい当たり前ですのよ。生徒会長候補ですもの。」
末石 理沙「自称だけどね~!」
「あははっ」
  薗愛美(そのかなみ)︰名門薗家の令嬢。生徒会に憧れがあり、学級委員長を務める他、成績学年1位である。

〇学校の体育館
石原 春歌 先生「はい!一組はこっち!」
細木 侑紀奈「ねえ愛美、今日は何があるの?」
薗 愛美「イベントの告知です。」
石原 春歌 先生「はい!そこ、静かに!」
「はい、先生。」
教頭先生「朝会を始めます。」
校長先生「今月はイベントがたくさんありますよ~!」
校長先生「今月のはじめにはパーティがあります!」
校長先生「カップルで来ても結構ですよ~!楽しいパーティになると期待しています。」
末石 理沙「侑紀奈っ!パーティー楽しみだね!!」
細木 侑紀奈「うん、一緒に行こうね!」
薗 愛美「お二人共、誰かお相手は?」
末石 理沙「居るわけ無いじゃん」
細木 侑紀奈「愛美は?」
薗 愛美「わたくしもいないですわね、今の所は!」
末石 理沙「愛美、狙いは?」
薗 愛美「秘密ですわ!」

〇ファンタジーの教室
  昼休み。
末石 理沙「そういえば、お姉ちゃんから愛美ちゃんに、スカウトが来てたよ。」
薗 愛美「えっ、美登里先輩からわたくしに!?」
末石 理沙「うん、生徒会来ないかって」
薗 愛美「そんな・・・」
薗 愛美「嬉しい!」
細木 侑紀奈「良かったじゃない。これで生徒会のこと、よく知れるね」
薗 愛美「うーん、大丈夫かしら・・・」
末石 理沙「大丈夫だよっ!お姉ちゃんが助けるから」
薗 愛美「でも、忙しくなるでしょうから一緒には帰れないかもしれないわね──」
細木 侑紀奈「私たちは大丈夫よ。それよりも生徒会が大事なんだから」
薗 愛美「そうね、わたくし頑張りますわ!」
細木 侑紀奈「頑張って!」
末石 理沙「ファイト!」
薗 愛美「ありがとう!」
末石 理沙「生徒会は今日の放課後だって。それじゃあ頑張ってね〜!」

〇生徒会室
  −おまけ−
  放課後の生徒会室。
斗真「ようこそ生徒会へ。」
末石 美登里「久しぶりね、愛美ちゃん。来てくれてありがとう。」
薗 愛美「はい。」
末石 美登里「知ってると思うけど、私は生徒会長。」
斗真「副会長の斗真です。」
菜乃花「書記の菜乃花です。」
十明「会計・監査の十明です。」
十明「新入りでも容赦はしないつもりです。」
斗真「十明、超厳しいからな、覚悟しとけよ!」
薗 愛美「はい!頑張ります。」
斗真「愛美さんには生徒会長の補佐をしてもらいます。」
末石 美登里「よろしくね。」
薗 愛美「はい!」
十明「これを振り分けてください。やり方をおしえますから。」
  たくさんの書類が渡された。。
十明「これはこっちで、これはこれもこっち。はい、やってみて。」
薗 愛美「あ、はい。」
  仕分けをした。
薗 愛美「これでどうでしょうか・・・・・・。」
十明「はい。ここ抜けてる。ここも違う。やり直し。」
薗 愛美「は、はい。すみません。」
菜乃花「とーあちゃん?会長に言われたよね?」
十明「ごめん、なのちゃん。」
十明「愛美さんも、すみません。」
薗 愛美「いえ。」
菜乃花「こーゆー性格なんだ〜。許してあげて?」
薗 愛美「全然気にしてないです。お二人、仲良いんですね。」
斗真「オレら3人は、幼馴染だし。」
十明(被ってた猫脱ぎ捨てやがったな、コイツ。)
十明「ところで仕事は終わったんですか?」
斗真「あんなのハンコ押すだけじゃん。」
十明「違います!!ちゃんと目を通すんです!!」
斗真「十明が見てくれるじゃん。」
十明「ちゃんと見てください!」
菜乃花「うるさくてごめんね。」
薗 愛美「全然大丈夫です!」
薗 愛美(生徒会、楽しそうで良かった・・・。)
  −fin
  生徒会はいつもにぎやか。

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