とある霊感主婦の日記

わからん

虫愛づる霊感主婦(脚本)

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〇綺麗な一戸建て
私「ついさっき起きた話です。 お茶のついでにでも良いので聞いて下さいな❤️」

〇明るいリビング
「家の中には色々な物が落ちてます‥」
「こないだなんか青虫が落ちてました‥」
私「・・・💧」
  虫はむしろ好きです
  虫だけに‥
私「その虫の体長は約5mm キレイなエメラルドグリーン。 モンシロチョウの幼虫とも違うようです」
私「仏花にでも付いて来たのでしょうか。 彼はほとんど死んだように動きません」
私「仕方ないので‥」
私「死んだように動かないその虫を 新聞紙の切れっ端の上に乗せて」
私「隣の敷地のブロック越しに」

〇一戸建て
「吹き飛ばしておきました💦」
私「隣の敷地のが緑深いから餌に困らず生き延びられるかな、と思ったからです。」
  ところが1週間後

〇綺麗な一戸建て
「コンビニ行くわ」
「と、外に出たところ、 家の玄関のドア前に見覚えのある物体が!️!️」
私「間違いなくあの子でした!️ 少し大きくなったようで 前より気門が目立つようになっていました。相変わらず動きませんw」
私「どうやってブロック塀を乗り越えたのだろう💧」
私「私は急いでいたのでまずコンビニの用事を済ませ、買い物で満杯のエコバッグを両手に また家の玄関先に戻って来ると‥」
私「まだいる‥w」
私「買い過ぎて鍵が取り出せなくなったのでリビングにいる旦那にインターホンで救援を求めながら」
私「Good bye, my Angel‥」
私「と、横目で別れの挨拶をしました」
私「すると‥」
私「少し泣きました」
  チョコレート買い忘れた💧

〇綺麗な一戸建て
  その2、字数が余ったので、
  心霊ヨタ話
私「実は私、植物の中の人を見た事があります」


〇綺麗な一戸建て
私「いわゆる人間からは妖精さんと呼ばれる存在です」
私「残念ながら、皆様がイメージされてるのよりは若干無機質で、人間ぽくないですね‥」
私「見た目は、植物によって違う姿をしています。白か半透明の人型の走るシルエットだったり、蝶か蛾のようで滑空して壁に消えたり、」
私「前に16年以上育ててたこの子なんか‥」
私「中にしっかり意識体入ってましたね❤️転生したらスライムだったをそのまま半透明にした感じです❤️」
私「この子と出会ったのは近所のスーパーの観葉植物売り場でしたが、私に見られた瞬間‥」
私「鉢を透かして見えちゃった、 彼(または彼女)が 鉢底にへばり付いて必死に居ないフリを してるのをw」
私「多分売り場の植物と別れるのが嫌だったんだと思いますw」
私「更に買って帰る途中の道でレジ袋越しに親指に棘が刺さり」
私「血ィ出ました〜ッ」
私「そのまま大喜びで家に持ち帰り、サッシの鍵の見張り役をさせる事にしました❤️」
私「皆さんも、いつか妖精さん🧚‍♀️に会えると良いですね❤️ではまた❤️」
私「さらばじゃ」
妖精さん「おっしまい❤️」

コメント

  • 霊感というか、とても繊細な心を持った主婦の方だなあと思いました。植物や動物をこういう角度で観察できる、素晴らしい感性の持ち主なんだろうと想像します。

  • 所々でインサートされる青虫の手書きイラストが最高にいい味出してます。おまけに移動するし。主人公の主婦さんが勝手にその虫を「彼は」と決めつけてるのもツボでした。防犯になるならウチにも妖精さん欲しい。

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