勇者の俺は魔王の家族に派遣されるもよう

飯間 隆盛

魔王と勇者は意外と仲がいい(脚本)

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〇一軒家の玄関扉
  この世界は悪魔と人間が共存している世界
明石 はじめ(俺は勇者として魔王と戦った存在)
明石 はじめ(そんな俺は次は上から魔王の家族なれと言われた)
明石 はじめ「ふざけんなー」
  俺は憤るきもちをおさえ満面の笑顔でピンポンを押す
  少しした後ドアが開かれた。
真央 フーユ「やぁーきたね 待っていたよ」
  彼は勇者である俺と勝負した魔王
  まぁーその後仲良くなったんだよな
明石 はじめ「おうまぁーでも俺たちが家族になるなんてな」
真央 フーユ「ああー俺も驚きだよ まぁーここで話すのも何だし 家に入って話そう」

〇高級マンションの一室
明石 はじめ「以外とキレイなんだな」
真央 フーユ「まあーそうだね」
真央 はるか「あーあんたもしかして派遣されるっていう人」
真央 フーユ「こちらは俺の友人だ。 コイツは俺の妹だ。 どちらも仲良くしてくれよ」
明石 はじめ「おう最強の勇者とは俺のことだ よろしくな」
真央 はるか「いやあんた何言ってんのまぁー魔王の私が言うのもなんだけど、勇者って変ね」
明石 はじめ「いや俺は場を和ませようと思ってやったんだが、ひかれるとは」
真央 フーユ「おいおい二人ともこまってんな」
真央 はるか「いやなんで笑ってんのよ」
明石 はじめ「そうだそうだ」
真央 フーユ「はっはいやわふいわふい」
明石 はじめ「わふいわふいってなに」
真央 はるか「悪いってことじゃない」
真央 フーユ「うんそういいったかったんだ」
明石 はじめ「ああなるほどね」
明石 はじめ「あれなぁ-話してて思ったんだがキッチンの方は汚くね」
真央 フーユ「ああー二人とも料理を作ることが苦手でね」
真央 はるか「だって仕方ないじゃない包丁怖いもん」
明石 はじめ「いや開き直るなよ」
明石 はじめ「まぁー仕方ないから俺が作ってやるよ」
  俺は黙々と料理を作っていく
  その後カレーライス作る。
真央 はるか「うんまぁーおいしい」
明石 はじめ「おいおいすなおじゃーねーなー」
真央 フーユ「嬉しそうだね そうだ二人とも食事をした後遊んでいきなよ」
明石 はじめ「そうするか」
真央 はるか「そうね仕方ないから 一緒に行ってあげる」

〇ゲームセンター
  俺たちは二人でゲームセンターに来ていた。
真央 はるか「ねぇあんたってクレーンゲーム得意なの」
明石 はじめ「おう得意だぜ」
真央 はるか「ねぇとってもらいたいのがあるんだけどいい」
明石 はじめ「おうなんだ別にいいぞ」
真央 はるか「ああーありがとう」
  彼女はたくさんのぬいぐるみが中に置いてあるクレーンゲームを指さした
真央 はるか「あれ私何回やっても取れなくて取ってくれない」
明石 はじめ「ああー分かった」
  俺はクレーンゲームで彼女の惜しがっていたぬいぐるみを取ってあげた。
真央 はるか「ああーありがとうお兄ちゃん」
明石 はじめ「お兄ちゃんってお前何でそんな恥ずかしいこと言うんだよ」
真央 はるか「えーだってお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃん てっいうかお兄ちゃんは勇者だけど、魔王は嫌い?」
明石 はじめ「えっなんでそんなこと聞くんだ」
真央 はるか「まぁー別にそんな理由はないよ ただ気になったの」
真央 はるか「お兄ちゃんが魔王のことを好きなのか」
明石 はじめ「うんまあー俺は好きだぜお前らのこと」
明石 はじめ「だって一緒にいて楽しいもん」
真央 はるか「ふーんそっかじゃあ帰ろうよ」

〇高級マンションの一室
真央 来九「やぁーおかえり」
明石 はじめ「えっ誰ですか」
真央 はるか「彼女は私のお母さんよ」
明石 はじめ「えっ若そうに見えるのに」
真央 来九「魔王だから、魔力のおかげでの」
明石 はじめ「へーそうなんですか」
明石 はじめ「ただいまお母さん」
明石 はじめ「あとなんで浴衣なんです」
真央 来九「浴衣の方が落ち着くんだ」

コメント

  • 勇者とか魔王とかの設定がなければ、完全に普通の若者の日常と会話ですね。かえってそれが新鮮で面白かった。お母さんが浴衣姿で異常に若いのは魔王というより座敷童っぽくて可愛い。

  • 3人の掛け合いが楽しかったです😆
    はじめさん、最初あんまり乗り気じゃ無さそうな雰囲気だったけど、とても楽しそうにしていたし、妹ちゃんもはじめさんのことお兄ちゃんって呼んだりして、本当の兄弟みたいになっていたので、読んでいてほっこりしました😊

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