エピソード5(脚本)
〇高い屋上
ゆいか「二年になったね」
たける「うん」
ゆいか「そして君は部長になったね」
ゆいか「そんな君に憧れていました」
ゆいか「そして」
ゆいか「君の事が好きでした」
ゆいか「でも君はそもそも恋愛対象にみていなかった」
ゆいか「君と私とゆめみのグループLINEを作っても 君はゆめみとずっと話していた 私なんかがいないほうが幸せだろう?」
ゆいか「私って本当に気にしすぎだなぁ」
ゆいか「みんなと過ごせた日々は楽しかった」
ゆいか「あと私なんかがいないほうがねコンクールの評価や合奏がよくなる」
たける「君にも存在意義はあるよ」
ゆいか「存在意義か・・・。 私が居ても居なくても変わんないくせに?」
ゆいか「あははははははははははあはははははははははあははははははははははあはははははははははは」
ゆいか「もう疲れた」
ゆいか「一緒にいてくれてありがとう。 ほら、チャイム鳴るよ? 戻んないの?」
たける「・・・・・・・・・・・・それじゃまた後で」
ゆいか「会うわけないじゃーん」
ゆいか「さよなら。そしておやすみ」
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