RPG世界からの脱出

賞味期限切れのオモチ

エピソード1(脚本)

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〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
山形玲音「さて、暇だしYouTubeに挙げるようの動画とるか・・・さて何のゲームやろうかな」
山形玲音「うーん・・・大体プレイしちゃったしなぁ・・・」
  しばらく本棚を漁っていると一つのゲームに目が止まった
山形玲音「あれ?『RPG世界からの脱出』? こんなの持ってたっけ? ・・・まぁ、良いや!」
  そして、ゲームを持って動画を撮り始めようとした時急にそのゲームが光り始めた
山形玲音「な、何だこれ!?ゲームが光り始めてっ・・・・・・てうわああああ!?」

〇謁見の間
山形玲音「イテテテ・・・ここはどこなんだよ・・・?」
  周りを見ると同じく状況が把握できていない人々がいた
  
  すると、帽子を被りお面をつけた人が現れた
ゲームマスター「やぁやぁ、諸君。RPGの世界へようこそ。 突然のことで申し訳ないですが、諸君らをこの世界に閉じ込めさせてもらいました」
  すると、周りの人々は口々に叫び始めた
  
  「冗談じゃねえ!」「早く返せ!」「そうだそうだ!」「ふざけんな!」
ゲームマスター「そんなに、帰りたいですか? それなら私との勝負に勝てたら返してあげましょう」
ゲームマスター「それは、誰か一人でもこの世界をクリアし、最終階層で待つ私と勝負して勝てたら返してあげましょう」
ゲームマスター「始まりの町に留まる、戦いに行くも良しですが全員ゲームオーバーになったら二度と帰れません。 それではゲームスタートです」
  こうして、俺たちは元の世界に戻るための戦いを余儀なくされたのであった・・・

コメント

  • 誰か一人でもクリアできたら帰れる、と言うのがミソですね。他のプレイヤーを蹴落として勝ち進まなければならない争奪戦ではなく、皆で協力して誰か一人でも最終階層に送り込めればいいはずですが…。なぜか波乱の予感がしますね。

  • ゲームの中に吸い込まれた、ということでしょうか。
    それに出るのに勝たなきゃいけないのですね…、つい出来心、というわけではないのに…。

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