私異世界に飛ばされて男の子を膝枕しちゃってます

めんま

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めんま

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〇海沿いの街
  ゼノスを倒したルーデウス一行は
  海がある大きな街に到着した

〇西洋の街並み
遠藤美咲「着いたー! ここが言ってた目的地?」
マリア「ああ ここは海があって貿易が盛んだ大きな街になっている」
遠藤美咲「じゃあ、早速ギルドに行って情報を探しに行きましょう!」
ルーデウス(美咲さん 日に日に明るくなってきたな)

〇兵舎
  ギルドハウス
受付嬢「いらっしゃいませ 本日は如何なさいましたか?」
マリア「すみません、このあたりでゲノムという集団が騒ぎを起こしてませんか?」
受付嬢「ゲノム? いえ、そんな集団の情報は入ってませんね」
ラクス(今、ゲノムって言った!?)

〇西洋の街並み
ルーデウス「流石ゲノムというといったところか、簡単に情報を出さないな」
マリア「ここがダメならまた違う街に行くしかないわね」
遠藤美咲「うーーーん!」
ルーデウス「美咲さんどうしたの?」
マリア「何か情報を得るためのヒントでも見つけた?」
遠藤美咲「よし! 遊びましょう!」
「へ?」
ルーデウス「ちょっと美咲さん、 何でそうなるんですか?」
遠藤美咲「だって、この街にはもうゲノムの情報は見つからないんでしょ?」
遠藤美咲「せっかく海もあるし、絶対おいしい料理とか出してるお店もあるから、とりあえず楽しみましょう!」
遠藤美咲「私も考えてもどうしても駄目なときは、遊んでスッキリさせてるんです。 だから、みんなで楽しみましょう」
ルーデウス「・・・・・・・・・」
マリア「ふふふ、そうね最近休養してなかったし、ここの街で休んでいきましょう」
ルーデウス「マリアまで!?」
マリア「休んだら明日出発する。 いいわねルーデウス」
ルーデウス「分かったよ」
遠藤美咲「よし、決定!」
マリア「なら私は荷物を宿に置いてくるわ。 後で合流しましょう」
遠藤美咲「はーい」
ルーデウス「了解した」
ルーデウス「じゃあ、マリアが来るまで何しましょうか?美咲さん」
遠藤美咲「フ、フ、フ! 私が行きたい所、そう! あそこしかないじゃない♪」
ルーデウス「え?」
遠藤美咲「そう!生地屋さんにレッツゴー!」
ルーデウス「行っちゃった」

〇市場
遠藤美咲「いや〜 今日もいい買い物したね。ルーデウス君!」
ルーデウス「あはは、良かったですね」
ルーデウス(生地を選ぶのにあんな時間掛けるなんて凄いな)
遠藤美咲「さぁ、ルーデウス君、時間がないから早く仕上げちゃうよ!」
ルーデウス「仕上げるってまさか、また服を作るんですか!?」
遠藤美咲「もちろん! さぁ腕が鳴るわよ!」

〇市場
マリア「さぁ、ルーデウス達は」
  市場に沢山の民衆が集まっていた
マリア(きっと、あそこだわ)

〇市場
遠藤美咲「いや〜間に合ってよかった 明日が楽しみだね、ルーデウス君!」
ルーデウス「も〜う、 明日この街を出発するんですからね、分かってます?」
遠藤美咲「分かってる、分かってる。 だから午前中遊んで、その後出発しよう!」
マリア「本当美咲さんは楽しそうね」
遠藤美咲「マリアさん、やっぱりその服の方が似合ってますね」
マリア「え?そうかしら?」
遠藤美咲「はい、とっても格好いいです」
マリア「・・・・・ ありがとう、美咲さん」
遠藤美咲「集中して作業したからお腹空いちゃった。 ご飯食べに行きましょう」
ルーデウス「そうですね、僕もお腹空きました」
ラクス「あ、あの、すみません。 ちょっとお話よろしいでしょうか?」
ルーデウス「どちら様でしょうか?」
遠藤美咲(うわ〜、すっごくカワイイ子だな。 なんかドレスとかとても似合いそう)
ラクス「先程、ギルドハウスで『ゲノム』という話を聞いたんですが、 あなた方はDr.ゲノムを探しているのですか?」
「!?」
ルーデウス「あなた!ゲノムの居場所を知っているんですか?」
ラクス「はい」
ルーデウス「それは、どこなんですか!?」
マリア「ルーデウス、少し落ち着きなさい」
ルーデウス「あ! ごめんなさい」
ラクス「教える代わりにお願いがあります」
ラクス「ゲノムから私達の街を救って欲しいんです」
マリア「それは、どういうことなの?」
ラクス「それは、」
  グゥ~〜〜
「え?」
ラクス「ご、ごめんなさい ここ最近まともの食事をしてなくて」
遠藤美咲「じゃあなたも一緒にご飯でもどうですか? いいよね?ルーデウス君」
ルーデウス「はい!」
遠藤美咲「あなたのお名前は?」
ラクス「申し遅れました、私はラクスと申します」
遠藤美咲「私は美咲です。 この男の子はルーデウス君、そちらの綺麗な女性がマリアさんです」
ラクス「はい、宜しくお願いします」

〇レトロ喫茶
ルーデウス「ラクスさん、ゲノムがどこにいるか教えて貰えますか?」
ラクス「それじゃ、私のお願いを聞いてくれるんですね」
ルーデウス「はい、あなたの目的は僕たちの目的と一緒みたいなんで、利害の一致ということです」
ラクス「ありがとうございます」
ルーデウス「それでは、話してもらえますか?」
ラクス「はい、1週間前 私が住んでたのはここから西の都でした」
ルーデウス「西の都!? そんな情報はなかった!」
ラクス「ゲノムは民衆を巻き込まず 王族だけに密かに攻めて来たんです」
マリア「その王族しか知らないことを なぜ、あなたは知っている?」
遠藤美咲「確かに」
ラクス「じ、実は、私は王族を仕える貴族なんです」
ラクス「黙っててすみません」
マリア「・・・・・・」
遠藤美咲「マリアさん?」
マリア「いや、何でもない 話を続けて」
ラクス「ふ~」
ルーデウス「それじゃ、ゲノムは民に知られないまま西の都を占領した訳ですか?」
ラクス「はい! 私は仲間のお陰で王都の外に出れました。 強い実力者を探して、私はギルドでスカウトをしてきました」
ラクス「でも、西の王都がどこも分からない集団に乗っ取られたなんて信じてくれませんでした」
ラクス「でもその時に、あなた方に出会ったんです」
ルーデウス「話は分かりました」
ルーデウス「二人とも、ラクスさんの話は信じても大丈夫と思う。 どうかな?西の都に向かってみないか?」
遠藤美咲「うん!私はOKだよ!」
マリア「あぁ、今あるゲノムの情報はそれしかないから、向かう価値はあると思う」
ルーデウス「良し、決まりだ」
遠藤美咲「でも、ラクスさん。 一人で仲間探しをしていたんですか?」
ラクス「いいえ、実はもう一人の仲間が隣町で活動しています」
ルーデウス「それじゃ、西の都に行く前にお仲間さんと合流しましょう」
ラクス「はい!ありがとうございます」
遠藤美咲「それじゃ、今後の方針も決まったし、ご飯を食べよう♪」
ラクス「いいんですか?私も食べて?」
遠藤美咲「もちろん、今から私達は旅の仲間なんだもん。 歓迎会として今日は一杯食べよう!」
ラクス「はい♪美咲さん」
遠藤美咲「そういえば、ラクスさんはどこで泊まってるの?」
ラクス「え?」
ラクス「えーと、街の外の森でテントを張って野宿をしています」
遠藤美咲「ダメよ! 女の子が野宿なんて!」
ラクス「けど、あまり所持金がなくて仕方ないんです」
遠藤美咲「マリアさん!私達の泊まる宿にラクスさんも一緒に泊めていいですよね」
マリア「えぇ、いいわよ」
ルーデウス「ちょっと待って下さい美咲さん! ベッドは2つ、4人で寝るのは難しくないですか?」
遠藤美咲「大丈夫!私とラクスさんとルーデウス君3人なら丁度良いくらいだわ」
ルーデウス「それって、美咲さんとラクスさんと一緒に寝るってことですか?」
遠藤美咲「そうよ」
マリア「美咲さん、私は別に床でも大丈夫よ」
遠藤美咲「ダメです! いつも私達を守ってくれるマリアさんを床に寝かすなんて出来ません。 マリアさんは今日は一人で寝てください」
遠藤美咲「ルーデウス君もいいわね!」
ルーデウス「は、はい」

〇暖炉のある小屋
  宿に戻ってきたルーデウス一行
ラクス「本当に私も一緒にいいんですか?」
遠藤美咲「いいの!いいの! ほら、ラクスさんもっと近づいて」
ラクス「失礼します」
ルーデウス(ふ、二人共近いよ〜)
  ムギュ、ムギュ
ルーデウス(カラダ中柔らかいものが当たってる〜)
ルーデウス(それに、何かいい匂いがするし)
ルーデウス(違う違う! これは僕の理性がが保てなくなる〜)
  助けを求めるため、ルーデウスはマリアに視線を向けた
マリア「・・・・・・」
ルーデウス(もう、寝てるーー!)
ルーデウス(寝れないよ〜)
  こうしてルーデンスの眠れない夜が始まった

〇海辺
「海だ〜」
ラクス「美咲さんが作ってくれたこの『水着』というの可愛いです」
遠藤美咲「良かった♪ でもマリアさん用に作ったから、ちょっと小さいでしょ、特に胸辺りとか」
ラクス「え?なんでそれを?」
遠藤美咲「私体格を見たら大体の寸法が分かるの!」
ラクス「へ〜」
ルーデウス「美咲さん!」
ルーデウス「こ、これは何ですか?」
遠藤美咲「水着(スクール水着)だよ」
ルーデウス「こんな格好恥ずかしいですよ」
ラクス「とても似合ってますよ」
ラクス「でもいいんでしょうか? 都に向かう前にこんなことして」
遠藤美咲「これから大きな戦いがあるんだもん、リフレッシュは必要よ」
ルーデウス「美咲さんはいつもリフレッシュしてると思いますが」
遠藤美咲「言ったな〜、えい!」
  美咲は両手で水を掬い、ルーデウスに向かってかけた
ラクス「私も!」
ルーデウス「二人とも止めてくださいよ〜」
  ルーデンス達は海で遊んで数時間後
マリア「3人共そろそろ出発するわよ」
「はーーい」

〇美しい草原
遠藤美咲「それじゃ!出発〜」
ラクス(お父さま、お母様、 今から向かいます)

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