愛天使世紀 ウェディングアップル

ウェディングアップル・シナリオ制作チーム

最終話 愛天使よ、永遠に③(脚本)

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〇宇宙戦艦の甲板
  銀色の翼と一体化したアップルは、
  決死の覚悟で魔船に飛び込んだ。

〇魔物の巣窟
  ベーザイの仰ぐ団扇から流れる風が、
  巨大な卵を膨張収縮させる。
  何千体もの魔霊たちが、
  卵を突き破らんとしていた。
???「待ちなさい!」

〇謎の施設の中枢
ベーザイ「来たな、アップル」
アップル「あなたは可哀相な人です」
ベーザイ「なに?」
アップル「悪魔の血を持つ。 それゆえ人々に虐げられたのですね」
ベーザイ「わかったふうな口を叩くな!」
アップル「でも、すべての人が あなたを拒んだのではないはずです」
ベーザイ「何もわからぬ小娘が!」
ベーザイ「人間は誰もが穢れの心を持っている」
ベーザイ「欲望、嫉妬、悪意、慢心、 見栄、猜疑、憤怒、孤独、狂気」
ベーザイ「それを私がわからせてやる!」
アップル「いいえ、人は愛の心も同時に持っています」
アップル「正しき思い、許す心、慈しみ、希望、 そして信頼し合って暮らしています」
アップル「あなたの心にも 誰かを愛する気持ちがあるはずです!」
ベーザイ「愛など脆いもの。 私にあるのは怒りと支配欲だけだ」
アップル「あなたは間違っています!」
ベーザイ「ぐっ・・・!」
アップル「うぅぅぅ~~ッ!」

〇謎の施設の中枢
チェリー「サファイアは誠実と慈しみ」
カミーリア「ルビーは情熱と威厳」
オーキッド「トパーズは友情と希望」
アイリス「オパールは哀しみを乗り越えて 幸せを生むジュエリーです」
  四人の愛天使たちが、
  宝石の光をベーザイに照射した。
ベーザイ「くっ・・・!!」
アップル「ダイヤは清純の心のあかし」
  アップルのダイヤモンドが光り輝く。
  他の愛天使たちの光と連動し、
  ベーザイに向かって光の束が放たれた。
ベーザイ「ぐぁっ・・・!!」
  しかしベーザイの邪悪なオーラは、
  聖なる光を堪えて、さらに勢いを増した。
???「愛は・・・不滅だ!!」
ベーザイ「その言葉、鳥肌が立つわ!」
ビーモン「ベーザイ様ぁぁぁーーー!!」
ベーザイ「ビーモン、遅い!」
ベーザイ「私はこの場を逃れる。楯になれ」
ビーモン「・・・ベーザイ様?」

〇黒
聖クローバー「ベーザイは自分の欲望だけで動いている」
聖クローバー「お前の愛は何だ?」
大門ダイキ「兄さん、僕は気づいたんだ」
大門ダイキ「愛とは、お互いを理解し、 お互いを思いやる気持ちだって」

〇謎の施設の中枢
ビーモン「・・・・・・」
ベーザイ「ビーモン、私を恋するなら・・・ 私のために駒となって死ね!」
ビーモン「違う! 俺の愛は・・・」
ビーモン「ウオォ~~~!!」
ベーザイ「・・・な、なに!?」
ベーザイ「ビーモン、私を裏切るのか・・・?」
ビーモン「あなたを・・・ずっと慕っていました」

〇謎の施設の中枢
  大地を揺るがすほどの、
  爆発の衝撃が轟(とどろ)いた。
  ベーザイとビーモンの姿は消滅し、
  あとには団扇だけが残されていた。
  愛天使たちが唖然とする中、
  残された何千もの魔霊の声がこだまする。
聖クローバー「・・・魔船を破壊する。 みんな直ちに脱出するぞ!」

〇空
  魔船は大爆発を起こして、
  塵も残さずに砕け散った。
  四散して飛び散る瓦礫の間から、
  アップルを抱えたクローバーと、
  残る愛天使たちが飛び出した。

〇森の中
朝陽林檎「・・・・・・」
黒岩優斗「林檎・・・」
武笠蘭「林檎!」
霧乃あやめ「林檎」
雪代椿「林檎さん」
苗場桜「死んじゃダメ!」
  愛天使たちは林檎に向かって
  宝玉の力を注ぎ込む。
バビルン「そんなにいっぱいエネルギーを 注いだら・・・みんなも死んじゃうよ!」
武笠蘭「構わない。林檎の命が甦るなら、 私なんかどうなってもいい!」
黒岩優斗「・・・そうだ!」
黒岩優斗「聖(セイント)クローバー!」
聖クローバー「林檎、聖なるオーラを!」
  聖なるオーラを懸命に照射するが、
  林檎は一向に目を覚まさない。
聖クローバー「林檎・・・」
聖クローバー「天使の聖なる力も及ばないのか・・・」
苗場桜「・・・黒岩さん、 あなたは強い悪魔の血を持っている」
苗場桜「悪魔の血を林檎に注いでみて!」
武笠蘭「なにを言い出すんだ、桜」
苗場桜「林檎が前に言ったの!」
苗場桜「黒岩さんが悪魔の血を持つなら、 私も持ちたいって・・・」
武笠蘭「林檎が悪魔になってもいいのか!?」
苗場桜「死んじゃうよりマシよ!」
聖クローバー「!!」
聖クローバー「俺は・・・不死身の悪魔の血を持つ ・・・悪神クローバー」
悪神クローバー「林檎、俺の不死身の 悪魔の血を受け入れろ!」
朝陽林檎「・・・・・・」

〇空
悪神クローバー「俺は最強の悪魔の血を持つ・・・ 不死身の悪魔だ!」
アップル「不死身の悪魔・・・」

〇森の中
朝陽林檎「うぅ・・・」

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コメント

  •  タップノベルを知るきっかけになった作品のゴールを見届けられてよかったです。

     とても名残惜しいですが先生方、連載お疲れさまでした!

  • 完結おめでとうございます!

    もし番外編があれば、ぜひウェディングピーチのキャラクターもおいでください。

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