化け物クリエイターズ

あとりポロ

エピソード35『嗚呼、日常』(脚本)

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〇ダイニング
  ふわふわとした甘い香りが鼻をくすぐる。
  
  色とりどりの料理が、テーブルの上で花を咲かせている。
  今日の朝食も、いい感じだ。
  
  けれど・・・、
柊 モカ「『まいたん』! これ、この緑のお野菜食べていいでしゅか?」
柊 真衣「いいわよ? どんどん食べてね!」
柊 モカ「うやぁぁ! 美味しいでしゅ~♪」
柊 なゆた「あのさ、・・・お母さん」
柊 真衣「なーに?」
柊 なゆた「なんか、おかしくない? 違和感覚えない?」
柊 真衣「ん? 何か違和感ある?」
  『モカちゃん』を拾った事も、
  
  今朝の戦闘?の事も、
  
  私は、お母さんに話してある。
柊 なゆた「わたし、朝食これでいい。 学校行ってくる」

〇シックな玄関
柊 なゆた「なるべく早く帰ってくるからね! 『パブロフ』、お家をよろしく!」

〇通学路
桜 壱貫(さくら いっかん)「遅かったな」
柊 なゆた「待たせた?」
桜 壱貫(さくら いっかん)「いや、いつも通りだ」
柊 なゆた「なら、いいんだ。学校行こ」
柊 モカ「置いてっちゃ嫌でしゅよ『なぅ』〜♪」
柊 なゆた「・・・え? あれ? モカちゃんて、・・・あれ? わたし達、高校だよ?」
柊 モカ「はい! ボクも同じ高校生でしゅ。 同じクラスになれるといいでしゅね!」
桜 壱貫(さくら いっかん)「おい、 オマエ、いったい、」
柊 モカ「なぅ〜、早く行きましょ! 時は金なり、でしゅよ?」
柊 なゆた「・・・あれ? ・・・あれ? はぅー?」
桜 壱貫(さくら いっかん)「・・・・・・」
桜 壱貫(さくら いっかん)「・・・あいつはいったい、」

〇教室
柊 モカ「皆しゃん、はじめまして! ボク、『柊モカ』って言いましゅ。 『なぅ』の家族になりました! 以後よろしくでしゅ♪」
桜 壱貫(さくら いっかん)「お前、大概にしとけよ。 おい、『なゆた』どういう事なんだ?」
柊 なゆた「あ、あはははは、 えと、拾っちゃって? そして、家族になっちゃった。 わたしにも、それ以上は💦💦」
  そこに、
  
  聞き覚えのある、あの声が響きわたったの。
  𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

次のエピソード:エピソード36『鈍色の戦い』

コメント

  • なゆちゃんとモカちゃんのやりとりがほんと好きー🤗︎💕︎︎癒されちゃう(◦ˉ ˘ ˉ◦)✨
    学園でどんな展開が待ってるのか⁉️(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)ドキドキ
    続きも楽しみ٩(*ˊᵕˋ٩*)♡‴

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